科学コミュニケーションの支援情報

進行中のプロジェクト

H30年度採択(未来共創イノベーション活動支援)

提案企画名 こまつしまリビングラボ
提案機関 国立大学法人 徳島大学
概要 リビングラボのフレームワークを、市民が科学的思考に基づいて自らのアクションをデザインし地域を変えていく手段として着目し、小松島市で年間人口の15倍以上の買い物客が集まる産直市「みはらしの丘あいさい広場」を多様なステークホルダーが集まる格好の場としこれをリビングラボとして活用する。大学はじめ、高校、病院、企業、飲食店、新規就農者、地元農家、JA、行政など地域の実践者と市民との対話・協働を通じて、リビングラボを社会実装し、自立・持続的運営ができる体制を構築する。
活動レポート

2018年6月14日:キックオフフォーラム 対話型デザインWS2「キックオフミーティング」

活動名:キックオフフォーラム 対話型デザインWS2「キックオフミーティング」
日時・場所:2018年6月14日(木) 13:30~17:00 みはらしの丘(旧)あいさい広場(徳島県小松島市立江町炭屋ケ谷47)
活動内容:「小松島にいまある資源を再発見」をテーマにこまつしまリビングラボのキックオフミーティングを開催した。地域内外から多世代・多業種の参加者が集い、会場は81名もの人々の熱気に包まれた。会場は、前回からの視点場の変化を生み出すため、産直市の移転で生まれた空き空間に、今、そこにある青果場ならではの資源を使って桟敷席をつくった。「リビングラボの有用性と世界的動向」をテーマに、鎌倉リビングラボに取り組まれている秋山弘子特任教授(東京大学高齢社会総合研究機構)とリビングラボの先進地であるスウェーデンで活動されているマチルダ・タム教授(リネアス大学デザイン学科)から講演いただいた後、6つの小松島の資源をテーマにテーブルに分かれ、資源の魅力を引き出すためのアイデアとそれを実現することで生まれる小松島市の未来を描くワークショップを行った。(文:主催者)




https://kll.itlab.org/event/ws2/

2018年5月29日:プレフォーラム 対話型デザインWS1「地域のスクラムづくり」

活動名:プレフォーラム 対話型デザインWS1「地域のスクラムづくり」
日時・場所:2018年5月29日(火) 14:00~17:00 みはらしの丘(旧)あいさい広場(徳島県小松島市立江町炭屋ケ谷47)
活動内容:「市民が主役の未来づくり」をテーマに第1回ワーキングを開催し、77名の参加者が、産直市が移転し空き空間となった会場に集った。吉田敦也教授(徳島大学地域創生センター長)と濱田保徳 小松島市長からの挨拶の後、地域のスクラムづくりを目指し、民学産官から7名の話者が壇上に上がり「わたしと小松島」と題してピッチトークを行った。さらに、関心を持ったテーマでテーブルに分かれ、小松島に潜むポテンシャルを発掘するワークショップを行いました。最後に各テーブルで生まれたアイデアを即興劇として披露することで、リビングラボの重要な特徴である、「アイデアを共創し形にする」プロセスを参加者全員で体験し共有した。(文:主催者)




https://kll.itlab.org/event/ws1/

提案企画名 共に考えるゲノム編集の未来
提案機関 公立大学法人 大阪府立大学
概要 ゲノム編集は革新的な遺伝子改変技術であり、農作物の品種改良などで期待されている。一方、不安視する声もある。コンテンツ作成などを含む多様な科学技術コミュニケーションを実践し、生協、高校生、市民・シニア層が情報に接し、意見を表明できる場を創出する。出された意見は汲み上げ、社会に発信するとともに、意見に基づき議論を深める。ステークホルダー間で協働し、合意に基づく社会実装への提案を行い、現実的なルール作りとその運用を行い、活動を社会に根付かせる。
活動レポート

2018年6月4日:植を創る・毒の無いジャガイモを創る(「国際植物の日」共催イベント)

活動名:植を創る・毒の無いジャガイモを創る(「国際植物の日」共催イベント)
日時・場所:2018年6月4日(月) 14:30~16:30 大阪府立大学中百舌鳥キャンパス 学術交流会館
活動内容:奈良市立一条高校の1年生36名を迎えてサイエンスカフェを行った。ジャガイモの芽には有毒物質が作られるため私たちはジャガイモの芽を取らなければならない。大阪大学村中俊哉教授らはゲノム編集により毒素を作る酵素の遺伝子を破壊して毒素を作らないジャガイモを創ることに成功している。その研究の様子が動画も使い分かり易く説明された。講演に続いて生徒は8班に分かれてTA学生と一緒にゲノム編集の可能性や問題点について話し合った。ファシリテーターを務めたNPO法人くらしとバイオプラザ21の佐々義子氏が、各班の質問や意見を吸い上げて村中教授がそれに答えた。生徒からはゲノム編集を肯定する一方で様々な鋭い意見も出され研究者も多くの宿題を抱えることとなった。(文:主催者)


〇×棒を挙げながら村中教授の講演を聴く生徒達


佐々ファシリテーターによる問いかけに対して意見を見直す生徒達
http://www.biosci.osakafu-u.ac.jp/foge/2018/06/06/04/

2018年5月14日:植を創る~カレーライスとゲノム編集~(「国際植物の日」共催イベント)

活動名:植を創る~カレーライスとゲノム編集~(「国際植物の日」共催イベント)
日時・場所:2018年5月14日(月) 14:30~16:30 大阪府立大学中百舌鳥キャンパス 学術交流会館
活動内容:奈良市立一条高校の3年生36名が参加してサイエンスカフェを行った。タマネギを切ると催涙成分が生成され涙が出る。催涙成分を作る酵素とその遺伝子が日本人によって発見されている。この遺伝子をゲノム編集により破壊すれば理論上は涙の出ないタマネギが作れる。こうした話題提供を小泉(大阪府立大学教授)が行った。続いてサイエンスコミュニケーターの河野宏氏がファシリテーターを務め8班に分かれた高校生が大阪府立大学のTA学生とともにゲノム編集の可能性や問題点について話し合った。各班から質問や意見が述べられ活発な議論が行われ、研究者にとっても高校生の疑問や意見を知ることは参考になり有意義なイベントとなった。(文:主催者)


ゲノム編集に関する講演を聴く生徒達


意見を述べる生徒と見学者(手前)。
http://www.biosci.osakafu-u.ac.jp/foge/2018/05/17/2/

H29年度採択(未来共創イノベーション活動支援)

提案企画名 水の環でつなげる南の島のくらし
提案機関 国立大学法人 琉球大学
概要 本企画の目的は、島嶼の多様な資源は水循環を介して相互につながった共有資源であるととらえ、島嶼に特有な地下水を中心とした水循環と各資源間の関係性を理解し、異なる資源のステークホルダー間を結びつける島嶼型環境ガバナンスを確立し、健全な水循環社会を実現するため、様々な対話の場を創出することである。南西諸島には飲料水源の水質悪化、観光・農業用水の不足、地下水の塩水化、地下水汚染によるサンゴ礁生態系の劣化などの水に関する課題が山積している。本企画ではこれらの課題解決に資する多様なステークホルダーや多世代との対話の場を創出し、地域の暮らしと水のつながりを向上させ、健全な水循環社会を共創することを目指す。
関連リンク

水の環でつなげる南の島のくらし

活動レポート

2018年6月30日:八重瀬町湧き水めぐり「やえせ水紀行~ぐしちゃん編~」

活動名:八重瀬町湧き水めぐり「やえせ水紀行~ぐしちゃん編~」
日時・場所:2018年6月30日(土) 9:00~11:30 「屋冨祖井(ヤフガー)」、「座嘉武井泉(ザカンガー)」、「世持井(ユムチガー)」、「慶座井(ギーザガー)と慶座井絶壁(ギーザバンタ)」
活動内容:水の環プロジェクト・湧き水fun倶楽部・八重瀬町ガイドの会共催企画として、八重瀬町の湧き水めぐりを実施。八重瀬町ガイドの会が、事前に実施した勉強会をもとに、新たに開発した具志頭地区の湧き水散策コース「やえせ水紀行~ぐしちゃん編~」を体験した。ガイドは、文献資料、口伝、個人の思い出などに加え、5月19日に行った事前勉強会で得た情報や知識が反映され、科学的な話題が効果的に盛り込まれた内容であった。また、本プロジェクトの参加機関である湧き水fun倶楽部がこれまで行ってきた調査をもとに、湧き水を利用した先人のくらしについて情報交換をおこなうなど、新たな知見を得ることができた。科学コミュニケーションの実践の成果が、地域で活かされる様子を体験することができ、本プロジェクトの意義と目的を再確認する機会となった。(文:主催者)


慶座井絶壁(ギーザバンタ)を背景に、慶座井(ギーザ―ガー)の水神伝説を担当ガイド手作りの紙芝居で紹介。
ホームページ http://mizunowa.sci.u-ryukyu.ac.jp
ツイッター https://twitter.com/MizunowaProject

2018年6月3日:「みずのわ教室in 八重瀬町」第15回身近な水環境の全国一斉調査の実施

活動名:「みずのわ教室in 八重瀬町」第15回身近な水環境の全国一斉調査の実施
日時・場所:2018年6月3日(日) 9:00~12:00 沖縄県八重瀬町「屋冨祖井(ヤフガー)」、「座嘉武井泉(ザカンガー)」、「世持井(ユムチガー)」、「慶座井(ギーザガー)と慶座井絶壁(ギーザバンタ)」
活動内容:6月3日(日)、八重瀬町地域資源保存の会会員の与座子供会・仲座子供会と共に、第15回身近な水環境の全国一斉調査に参加し、水辺環境学習の一環として、みずのわ教室(科学教室)を開催した。当日はこども18名、大人20名の参加があり、琉球大学の学生ボランティアをリーダーに4つのグループに分かれて、各井戸の採水やクリーンメジャーをつかった透明度の測定などをおこなった。公民館にもどり、井戸から持ち帰った水をもとにパックテストを用いて水質実験をおこなった。子どもたちは、身近な湧き水の状態を知るきっかけとなっただけではなく、大学生からスポイトの使い方や色が変わるしくみなどを教わり、サイエンスへの関心を高めるきっかけとなった。また、様々な年代の方が一緒に参加し、会場は活気にあふれた。アンケートでは「実験をして、実験の結果を知って面白かった」(小6)、「いろんな湧き水が見れて楽しかった」(小5)などの回答があった。また、保護者からは「子供達と一緒に学習できて楽しかった」(40代)という感想があった。(文:主催者)


かつて生活用水として利用していた世持井(ユムチガー)


水の透明度をクリーンメジャーをもとに計ります。「見えた〜」。


初めてスポイトを使う子どもたちは、緊張とわくわくがいっぱいの表情で色の変化を観察していました。
ホームページ http://mizunowa.sci.u-ryukyu.ac.jp
ツイッター https://twitter.com/MizunowaProject

2018年5月19日:八重瀬町湧き水めぐり事前勉強会

活動名:八重瀬町湧き水めぐり事前勉強会
日時・場所:2018年5月19日(土) 17:00~18:00 沖縄県八重瀬町役場1階 町民交流ホール
活動内容:5月19日(土)、八重瀬町観光振興課とともに、6月30日(土)に企画している水の環プロジェクト・湧き水fun倶楽部・八重瀬町ガイドの会共催「八重瀬町湧き水めぐり」に向け、主に、ガイドを担当する、八重瀬町ガイドの会の会員向けに、地域の地質と湧き水に関する事前勉強会を行った。本プロジェクトの代表で地質学専門の新城教授が講師を務め、八重瀬町の地質の特徴や成り立ち、地下水の流れについて、「琉球石灰岩」や「島尻泥岩」など、実物の岩石標本に触れてもらいながら講義を行った。参加者からは、身近な湧き水や地質、その歴史についてたくさんの質問があり、活発な情報交換の場となった。(文:主催者)


八重瀬町の地質をもとにした最新の研究成果を織り交ぜ、解説する代表の新城教授


会場から、身近な湧き水や地質についてたくさんの質問があった。
ホームページ http://mizunowa.sci.u-ryukyu.ac.jp
ツイッター https://twitter.com/MizunowaProject

2018年4月27日:第4回 水循環ワークショップ 水循環に関連する法令と 自治体の動向に関する勉強会(2)

活動名:第4回 水循環ワークショップ 水循環に関連する法令と 自治体の動向に関する勉強会(2) 〜市区町村におけるとりくみ〜
日時・場所:2018年4月27日(金) 14:30~17:00 沖縄県八重瀬町役場2階 会議室
活動内容:4月27日(金)、八重瀬町役場にて、水行政関係者を対象とした水循環ワークショップを開催し、水循環に関連する法令と自治体の動向に関する勉強会を実施した。当日は、琉球大学の久保准教授(政治学)をファシリテーターに、八重瀬町土木建設課から八重瀬町の取り組みと課題を、琉球大学渡久山名誉教授(水文学)からは宮古島の先進事例を、湧き水fun 倶楽部のぐし代表から浦添市を中心とした市民活動を紹介し、様々なセクターによる情報と意見交換をおこなった。(文:主催者)


健全な水循環の確保に向けて、セクターを超えた情報交換をおこなった。
ホームページ http://mizunowa.sci.u-ryukyu.ac.jp
ツイッター https://twitter.com/MizunowaProject

提案企画名 新世代・自然共生科学フォーラム
提案機関 国立大学法人 信州大学
概要 自然・環境がもつ壮大なシステムを高い精度で理解しつつ、そのリスクを把握し、社会のあり方を総合的に考えるために、世代や職業を越えた、基礎的な自然科学を共通項とする地域科学コミュニティ創生を実現する。 その方法として基礎科学を学んだ大学生らが主催する野外学習会や公開講座によって、高校生を含む地域的コミュニティに科学的視点を作り、サイエンスカフェに広げる。更に行政や企業、メディアが参画したプチ科学アゴラ、海外の先行事例と若い世代の提言発表をあわせた「信州自然共生サミット(シンポジウム)」を開催する。高校生・大学生らの新世代が、異なる世代や背景を持つ市民と対話・協働しつつ、自らの未来を考え、新しい知識の創造を目指す。
活動レポート

2018年5月26日:第2回サイエンスカフェ(信大理カフェ)

活動名:第2回サイエンスカフェ(信大理カフェ)
日時・場所:2018年5月26日(土) 10:00~11:30 MIDORI長野(長野駅ビル)3階 りんごのひろば(長野県長野市)
活動内容:第2回サイエンスカフェを開催し、一般市民等36名が参加した。今回のテーマは火山。『信州の火山と噴火災害』と題し、竹下欣宏 信州大学教育学部准教授 から話題提供を受けた。噴火のメカニズムや噴火災害の歴史、そして2014年9月27日に発生した御嶽山の水蒸気噴火について説明を受けた。その後、御嶽山噴火により被災した山岳ガイドの方より、当時の状況や身の守り方など体験談をお話いただいた。(文:主催者)

話題提供者の説明を聞く参加者
話題提供者の説明を聞く参加者
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/news/2018/05/230jst.php

2018年4月22日:第2回野外学習会(ジオツアー)

活動名:第2回野外学習会(ジオツアー)
日時・場所:2018年4月22日(日) 長野県大町市、白馬村
活動内容:第2回野外学習会(ジオツアー)を開催し、高校生、大学生等35名が参加した。テーマは地震。『神城断層地震から知る地震災害』と題し、解説は、第1回サイエンスカフェの話題提供者である津金達郎 信州大学研究支援推進員と太田勝一 株式会社長野技研技術部次長 が担当した。2014年11月22日に発生した神城断層地震で生じた断層地形や被災地域を見学し、地形や地質条件によって揺れが異なること、震源地から遠くても地盤によっては甚大な被害が発生することなどを学んだ。また、被害が大きかった白馬村の地区長より、被災時の状況をお話いただいた。高校生と大学生の双方から「実際の地震災害」「活断層の姿」について感想が述べられ、「地震災害時の対応」について熱い議論がなされた。(文:主催者)

地区長さんから当時の状況を伺った
地区長さんから当時の状況を伺った

2018年4月15日:第1回野外学習会

活動名:第1回野外学習会
日時・場所:2018年4月15日(日) 終日 新潟県糸魚川市
活動内容:第1回野外学習会を開催し、一般市民など11名が参加した。テーマは生物多様性の危機。『春のギフチョウ類の探蝶会』と題し、個体数の著しい減少が見られる一方、保護活動が盛んに行われているギフチョウ・ヒメギフチョウの活動が見られる新潟県糸魚川市の山林等に出かけ、地史と深く関わるギフチョウ・ヒメギフチョウと食草の地理的分布について、伊藤建夫 信州大学名誉教授と東城幸治 信州大学理学部教授/信州大学自然科学館館長 が説明を行った。雨天によりギフチョウ・ヒメギフチョウを発見することはできなかったものの、参加者と食草、山野草を観察しながら、ギフチョウ・ヒメギフチョウの分布を制限している要因について考察した。(文:主催者)

ギフチョウの・ヒメギフチョウの食草と山野草を観察した
ギフチョウの・ヒメギフチョウの食草と山野草を観察した
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/news/2018/04/130jst.php

2017年9月9日:平成29年度 公開シンポジウム

活動名:平成29年度 公開シンポジウム
日時・場所:2017年9月9日(土) 13:30~17:00 信州大学理学部
活動内容:平成29年度公開シンポジウム「信州昆虫学の将来 ~豊かな自然と多様性の継承~:未来を担う若手研究者たちが語る信州の自然と昆虫」 を開催した。これは、信州昆虫学会の協力と参加機関の“信州生物多様性ネットきずな”の後援を得て企画され、一般市民等46名が参加した。6名の若手研究者をパネリストとして、企業との環境保全活動、昆虫を介した環境教育から最近話題の外来生物「ヒアリ」についてまで、様々な角度から生物多様性危機についての話題が提供された。総合討論では、参加者と信州の自然や昆虫について、ディスカッションが行われた。(文:主催者)

外来生物について、若手研究者が解説している様子
外来生物について、若手研究者が解説している様子
https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/museum/news/2017/09/29-1.php#106128

2017年8月26日:第1回 信州大学自然科学館公開講座2017

活動名:第1回 信州大学自然科学館公開講座2017
日時・場所:2017年8月26日(土) 10:00~11:30 信州大学理学部
活動内容:信州大学自然科学館 公開講座2017の第1回を開催した。信州大学自然科学館では毎年公開講座を開催しているが、今年度は「防災サイエンス」を表題として、4回の講座を設定した。一般市民を対象に、火山、地震などの災害について専門家から分かりやすく最新の研究成果を報告する。第1回は、信州大学理学部 齋藤武士 准教授による「火山研究の最前線:火山噴火は予知できるのか?」として、火山のメカニズムや噴火活動、火山噴火とは異なる噴気についての説明、また、今年8月10日(木)に噴気が確認された焼岳について解説を行い、59名が参加した。(文:主催者)

浅間山の火山活動について教員が解説している様子
浅間山の火山活動について教員が解説している様子
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/news/2017/08/201729-jst1.php

2017年8月5日~6日:信州自然誌科学館2017「自然のさえずり」ブース出展

活動名:信州自然誌科学館2017「自然のさえずり」ブース出展
日時・場所:2017年8月5日(土)~6日(日) 10:00~16:00 信州大学理学部
活動内容:信州大学理学部で開催した信州自然誌科学館2017「自然のさえずり」に、当該事業の一環として「地震の波と地面のゆれ ~遊んで分かるゆれ方のしくみ~」のブースを出展した。信州自然誌科学館は、毎年の夏に信州大学理学部が開催する、小学生以上を対象とした展示や簡単な実験・観察・工作などで自然や科学の世界を体験できるイベントである。毎年、2日間の会期中に800名ほど(過去5年平均)が来場し、今年度の来場者は990名を数えた。当該ブースでは「地震」に焦点を当て、地震の強弱、たて波とよこ波、揺れやすい地面と揺れにくい地面の違いを、おもちゃや簡単な実験装置を用いて体験してもらうことを目的とした。(文:主催者)

地震の波と揺れについて教員と学生が来場者に説明
地震の波と揺れについて教員と学生が来場者に説明
関連URL(信州自然誌科学館2017「自然のさえずり」自体の報告は下記URL参照)
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/news/2017/08/2017.php

提案企画名 共生人材育成エコシステムの構築
提案機関 国立高等専門学校機構 徳山工業高等専門学校
概要 これまで十分に社会参加できる環境になかった障害者等が積極的に参加・貢献できる共生社会の実現は、障害者権利条約の効力が発生した日本をはじめ世界の課題である。障害者雇用の実績を持つ特例子会社や社会福祉法人、早期技術者教育機関の国立高専を中心とした産学官福連携により科学技術の立場からこの課題にアプローチする。具体的には、①特例子会社―高専連携による誰にでも地球にも優しい技術者育成プログラムの開発・実践、②多様な特性を持つ若者向け個別ものづくり体験実習の企画・実践、③取り組み成果や特例子会社・障害者スポーツ・支援技術等の紹介を通して国民にこれらの知見を還元し、共生社会実現のための人材育成エコシステムモデルの構築を目指す。

H28年度採択(問題解決型科学技術コミュニケーション支援(ネットワーク形成型))

提案企画名 市民と科学者を結ぶ放射線コミュニケーションのネットワーク基盤構築
提案機関 NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん
概要 福島原発事故以後、低線量放射線の生体影響に対する評価の混乱が続き、市民の不安と科学に対する不信は今もなお根深く、市民も科学者自身も直接データを検討する機会が少ないまま議論が空中戦になることが多い。この事態を痛感し、当NPOを中心に、異分野の専門家と市民が協力して被曝影響の根拠となった元データを分析し、5年をかけて出版したのが『放射線 必須データ32(以後『32』と略称)』である。
本企画は、『32』を資料として、福島・首都圏・関西圏をコアに市民・科学者コミュニケーションネットワーク基盤の構築を目的とする。市民・科学者双方にとって、偏見を排し真摯に議論を深める科学リテラシーを獲得する実践の場となる。
活動レポート

2018年5月19日、20日:福島自治体出前授業

活動名:福島自治体出前授業
日時・場所:2018年5月19日(土)、20日(日) 安積歴史博物館(福島県郡山市)
活動内容: 郡山市、郡山市教育委員会と連携して福島の子供たちを対象としたイベント「京都・北海道から科学者達がやって来る!!」を開催した(主催:未来都市郡山を創る会、共催:NPO法人福島県自然体験合校協会、ベスト学院、NPO法人知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん)。二日間で約70名の参加があった。初日は、まず、NPO法人知的人材ネットワーク・あいんしゅたいんの坂東が、「宇宙、人間、素粒子」と題し、スケールの異なる世界を統一的に理解すること、すなわちミクロとマクロをつなぐ学問とはどのようなものか、といった宇宙や生命の本質に迫る話をした。次いで、同NPOの角山雄一(京都大学環境安全保健機構放射性同位元素総合センター助教)が「生き物の多様性」と題し、現存するめずらしい生物を紹介、その上で生物多様性の意義と多様性をもたらす遺伝子変異について解説した。その後、北海道大学遺伝子病制御研究所・高岡晃教教授による免疫についての講演があった。三人の講演後は、同NPOの宇野((公財)ルイ・パストゥール医学研究センター研究室長)も加わってのディスカッションが行われた。  翌日は、学生講師による「おもしろ統計教室」、高岡教授と宇野による免疫の仕組みや免疫に関する講演、顕微鏡を用いての観察実習が行われた。(文:NPO法人知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん)

A:坂東の講演風景 
 B:学生講師による「おもしろ統計教室」 C:高岡と宇野による免疫細胞観察実習 D:おもしろ統計教室で実験に取り組む受講生たち
A:坂東の講演風景 B:学生講師による「おもしろ統計教室」
C:高岡と宇野による免疫細胞観察実習 D:おもしろ統計教室で実験に取り組む受講生たち
http://networkofcs.xsrv.jp/180519houkoku.html

2016年10月5日:第6回 勉強会(第3回疫学ゼミ)

活動名: 第6回 勉強会(第3回疫学ゼミ)
日時・場所: 2016年10月5日17:00~19:00 京都大学医学部
活動内容: わが国の放射線防護に影響する可能性があるINWORKS論文を、田中司朗氏に解説していただいた。INWORKSとはフランス、イギリス、アメリカでの放射線作業従事者からなる疫学調査集団のことで、個人線量計で被ばく線量を測り、被ばくより60年間の追跡(コホート研究)が行なわれている。原爆被ばく者における研究と比較し、一致している点や不一致である点などを確認した。疫学ゼミと称しては三回目の開催で、参加者はだいぶ疫学論文にも慣れ、議論も白熱した。解説を皆が熱心に聞き、気になるところには質問が出され議論が行なわれた。参加者の多くが議論に対してうなずいていたり疑問を呈していたりとよく参加している様が伺えた。(文:主催者)

勉強会の様子の写真
勉強会の様子

2016年8月28日:キックオフミーティング

活動名: キックオフミーティング
日時・場所: 2016年8月28日 13:00~15:00 大阪大学中之島センター
活動内容: 当日は参集いただいた70名の市民の方々に、低線量放射線にまつわる分かる限りの科学的知見を社会で共有するという目的と、そのためにこれまでどのような活動をしてきて今後何をしていくかということについての報告を行った。続いて、福島に住む人や福島からの避難民の現状や心情について、それぞれを支援するNPO団体の代表に報告してもらった。また、「放射線必須データ32」のファシリテーターにも福島以外の市民代表として、今後どういうことを科学に期待するか、何が必要なのかといった意見を述べてもらった。これらの内容をふまえて、今後の本企画での活動について、理解と協力を参加者らに求めた。(文:主催者)

各報告の様子の写真
各報告の様子
提案企画名 学術-メディア連携を軸とした東日本大震災に関する教訓の他地域・次世代への継承
提案機関 東北大学 災害科学国際研究所(IRIDeS)
概要 東日本大震災に関する教訓を、次世代および津波災害が起こりうる他地域(東南海地震想定被害域・ハワイ)に伝え、防災力強化を図ることを主たる課題とする。
本企画では、課題を達成するため、当研究所が運営に関わってきた「みやぎ防災・減災円卓会議」「メディア懇話会」を発展させて実施する。海外の事例も参考にしつつ、日本の学術-メディア連携のプロトタイプを構築し、研究者およびメディア関係者の社会発信に関する意識・行動変革を目指す。本企画および企画の成果についてはメディアにおける記事化・番組化を図り、広く国内外に発信する。
関連リンク

東北大学 災害科学国際研究所

活動レポート

2017年9月27日:メディア懇話会

活動名メディア懇話会
日時・場所:2017年9月27日(水)15:00~17:00 東北大学災害科学国際研究所 会議室
活動内容:本企画は、学術-メディア連携を主軸に、市民・自治体・防災関係者等と協働し、東日本大震災に関する教訓を、次世代および津波災害が起こりうる他地域と共有し、共に防災力強化を図ることを課題とする。この課題を達成する一環として、これまでに「メディア懇話会」の場を設け、災害研究者と災害にかかわった経験のあるさまざまなメディア関係者が率直な意見交換を行い、相互理解と連携につなげてきた。企画1年目は東北メディア関係者との意見交換が中心であったが、2年目の今年は、対象を東北外のメディア関係者にも広げて実施中である。

メディア懇話会(9月27日):研究者とメディア関係者で、研究知見の社会発信について話し合う様子
研究者とメディア関係者で、研究知見の社会発信について話し合う様子

2016年9月17日:みやぎ防災・減災円卓会議

活動名みやぎ防災・減災円卓会議 学術―メディア連携特別分科会(ハワイ「世界津波の日」プレイベント
日時・場所:2016年9月17日(土)10:00-11:30 ハワイ大学マノア校キャンパス
活動内容:2015年の国連総会で11月5日が「世界津波の日」に決定したことを受け、IRIDeSは東北大学と学術協定を締結するハワイ大学マノア校と共催で、「世界津波の日」を記念したプレイベント「災害科学のコミュニケーション」(Communicating Disaster Science)を9月15日~17日に開催した。ハワイは日本と同様、津波の常襲地である。イベントは、東日本大震災の経験を世界と共有し、防災に関する国際連携を深めることを目的とした。日本・ハワイの関係者が、東日本大震災津波に関する知見や最新災害研究・実践活動について発表を行ったほか、ドキュメンタリー映画「大津波3.11未来への記憶」(NHKメディアテクノロジー製作、今村文彦・IRIDeS所長監修)の海外初上映や、震災後ハワイで支援を受けた仙台の元高校生によるハワイ再訪・感謝表明も行なわれた。
またこのイベントの一環として、学術-メディア連携セッションを実施した。JST企画参加者(IRIDeSおよび東北メディア3社の記者)が本JST企画を紹介し、学術-メディア連携を踏まえた防災への取り組みを発表したのを受け、ハワイ大・ハワイメディア関係者もまじえて議論を行った。東日本大震災の経験と教訓はハワイ側出席者の大きな関心を集めた。(文:主催者)

東北・ハワイの関係者 防災分野での学術-メディア連携状況を議論の様子の写真
東北・ハワイの関係者 防災分野での学術-メディア連携状況を議論

提案企画名 福岡市科学館を核としたくらしと科学の共創ネットワーク拠点づくり-地方都市の課題を多彩なノウハウを持つ市民と解決し未来を創造する-
提案機関 株式会社福岡サイエンス&クリエイティブ
概要 近年の人口増加に伴い、成長著しい都市として全国的に存在感が高まっている福岡市は、今後、成長需要に応じた生活基盤の整備が行われることが予想される。
本企画は、新たに整備・運営される福岡市科学館は、「サイエンス&クリエイティブ」を館のコンセプトとし、新たな交流と人材育成を図り、未来の福岡を共創していく未来創造活動拠点となることを目標としている。科学館開館前から科学の視点とデザイン思考を用いた多様なステークホルダーとのネットワーク構築とリテラシー向上に取り組む。また、科学館を福岡のくらしの課題解決・未来創造の拠点として根づかせ、市民が日々のくらしに科学を結びつけ、未来を創造していける環境を作る。
活動レポート

2017年8月31日:第2回 サイエンスカフェ

活動名:第2回 サイエンスカフェ
日時・場所: 2017年8月31日(木)19:00-20:30 福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号電気ビル共創館3F BIZCOLI
活動内容: 福岡市科学館ネットワーク サイエンスカフェVol.10として、『アルスエレクトロニカの挑戦』の著者・鷲尾和彦さんをゲストにお迎えし、オーストリアの地方都市リンツで行われるアートフェスティバル「アルスエレクトロニカ」の事例を紹介していただき、参加者と文化都市とは何かを話し合った。38年前、人口20万人の小さな都市リンツにおいて、わずか4名で始めたアートとテクノロジーのフェスティバルが今や世界的な行事になった軌跡を詳しく知ることができた。新しいものを受け入れて、発展させる風土や人々が、価値ある都市づくりにつながるということは地方都市・福岡の今後の在り方を考える上で非常に参考になる内容であった。

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「アルスエレクトロニカ」の歩みを紹介する鷲尾氏
http://www.science-wao.jp/event/20

2016年12月26日:第1回 サイエンスカフェ

活動名:第1回 サイエンスカフェ
日時・場所: 2016年12月26日 19:00-20:30 BIZCOLI(公益財団法人九州経済調査協会)
活動内容: 講師に妹尾 武治氏(九州大学高等研究院准教授)、ナビゲーターに花井 裕一郎氏(hanajukuクリエイティブ・ディレクター)をお迎えし、キックオフイベント「シビれた脳はどこに向かうのか~進化する心理学の今後を伝える~」を催した。心理学が実は科学だという事と、科学者がこのようなサイエンスカフェで話をすることの重要性を説いてくれたことが、本キックオフイベントは主催者側としては成功であり、参加者の満足度が高かったため、2回目以降をしっかり企画していきたい。(文:主催者)

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講師の妹尾武治氏とナビゲーターの花井裕一郎氏

提案企画名 その離島にしかない魅力を醸成,発信するための複数離島間コミュニケーション基盤の形成-ICTの利活用による低コストかつ効率的な科学・技術・相互交流コンテンツの提供-
提案機関 国立高等専門学校機構 佐世保工業高等専門学校
概要 離島地区は本土との交通が限定されることから科学技術に関するコミュニケーション事業がほとんどない。離島特有の自然、文化を守り、発展させていくためには、それに関わり、かつ先端の科学技術を取り入れて、困難な社会問題を解決しようとする人たちの増加が不可欠である。本企画では、テレビ会議システムとテレプレゼンスロボットなどのICTを利活用し、時間と経費のコストを抑えた効率的な離島間の科学コミュニケーションシステムを構築する。これにより離島にいながら多種の教育コンテンツ、本土イベントに接触できるようにし、離島間の交流頻度、情報発信力の向上を目指す。
関連リンク

佐世保工業高等専門学校

活動レポート

2017年8月19日:五島市におけるICT活用コミュニケーション

活動名:五島市におけるICT活用コミュニケーション
日時・場所:2017年8月19日(土)14:00~16:00 長崎県五島市
活動内容:今回の活動では,五島市岐宿町における土曜学習の一環として,「サイエンス&テクノロジーinきしく」を開催しました。小学生を対象に、移動型テレプレゼンスロボットの操作体験とコミュニケーション体験、無線通信リモコンを使った遊び、ビデオ会議システムを使った本校オープンキャンパスへの遠隔参加といった、ICT活用の可能性を体感してもらいました。また、リングキャッチャーといった身近な不思議にも興味をもってもらえたようです。(文:主催者)

テレプレゼンスを使った遠隔コミュニケーション体験
テレプレゼンスを使った遠隔コミュニケーション体験
http://science-islands.jp/activity/20170819.html

2016年11月19日:おもしろ実験大公開

活動名:おもしろ実験大公開
日時・場所: 2016年11月19日(土)10:00-16:00 佐世保工業高等専門学校(長崎県佐世保市)
活動内容:テレプレゼンスロボットの実演デモと操縦体験を実施、およびビデオ会議システムで対馬野生生物保護センター(長崎県対馬市)と通信して対話を試みた。ロボット操縦においては補助学生が常駐してくれたため、効果的なアピールと安全対策を講じることができた。(文:主催者)

児童とのテレプレゼンスロボットによる対話の様子の写真
児童とのテレプレゼンスロボットによる対話

2016年10月27日:長崎県ロボットセミナー2016

活動名:長崎県ロボットセミナー2016
日時・場所: 2016年10月27日(木)13:00-16:30 アルカス佐世保(長崎県佐世保市)
活動内容: 槇田 諭(佐世保工業高等専門学校)がテレプレゼンスロボットとビデオ会議システムを活用した科学技術コミュニケーション活動の趣旨とその仕組みを講演した。実機を用いたデモやビデオ会議システムで黒崎東小学校と対馬野生生物保護センターにも中継し、対話を試み、一般参加者を含めて多くの聴衆に活動をアピールすることができた。(文:主催者)

講演の様子の写真
講演の様子