科学コミュニケーションの支援情報

進行中のプロジェクト

H29年度採択(未来共創イノベーション活動支援)

提案企画名 水の環でつなげる南の島のくらし
提案機関 国立大学法人 琉球大学
概要 本企画の目的は、島嶼の多様な資源は水循環を介して相互につながった共有資源であるととらえ、島嶼に特有な地下水を中心とした水循環と各資源間の関係性を理解し、異なる資源のステークホルダー間を結びつける島嶼型環境ガバナンスを確立し、健全な水循環社会を実現するため、様々な対話の場を創出することである。南西諸島には飲料水源の水質悪化、観光・農業用水の不足、地下水の塩水化、地下水汚染によるサンゴ礁生態系の劣化などの水に関する課題が山積している。本企画ではこれらの課題解決に資する多様なステークホルダーや多世代との対話の場を創出し、地域の暮らしと水のつながりを向上させ、健全な水循環社会を共創することを目指す。
関連リンク

水の環でつなげる南の島のくらし

提案企画名 新世代・自然共生科学フォーラム
提案機関 国立大学法人 信州大学
概要 自然・環境がもつ壮大なシステムを高い精度で理解しつつ、そのリスクを把握し、社会のあり方を総合的に考えるために、世代や職業を越えた、基礎的な自然科学を共通項とする地域科学コミュニティ創生を実現する。 その方法として基礎科学を学んだ大学生らが主催する野外学習会や公開講座によって、高校生を含む地域的コミュニティに科学的視点を作り、サイエンスカフェに広げる。更に行政や企業、メディアが参画したプチ科学アゴラ、海外の先行事例と若い世代の提言発表をあわせた「信州自然共生サミット(シンポジウム)」を開催する。高校生・大学生らの新世代が、異なる世代や背景を持つ市民と対話・協働しつつ、自らの未来を考え、新しい知識の創造を目指す。
活動レポート

2017年9月9日:平成29年度 公開シンポジウム

活動名:平成29年度 公開シンポジウム
日時・場所:2017年9月9日(土) 13:30~17:00 信州大学理学部
活動内容:平成29年度公開シンポジウム「信州昆虫学の将来 ~豊かな自然と多様性の継承~:未来を担う若手研究者たちが語る信州の自然と昆虫」 を開催した。これは、信州昆虫学会の協力と参加機関の“信州生物多様性ネットきずな”の後援を得て企画され、一般市民等46名が参加した。6名の若手研究者をパネリストとして、企業との環境保全活動、昆虫を介した環境教育から最近話題の外来生物「ヒアリ」についてまで、様々な角度から生物多様性危機についての話題が提供された。総合討論では、参加者と信州の自然や昆虫について、ディスカッションが行われた。(文:主催者)

外来生物について、若手研究者が解説している様子
外来生物について、若手研究者が解説している様子
https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/museum/news/2017/09/29-1.php#106128

2017年8月26日:第1回 信州大学自然科学館公開講座2017

活動名:第1回 信州大学自然科学館公開講座2017
日時・場所:2017年8月26日(土) 10:00~11:30 信州大学理学部
活動内容:信州大学自然科学館 公開講座2017の第1回を開催した。信州大学自然科学館では毎年公開講座を開催しているが、今年度は「防災サイエンス」を表題として、4回の講座を設定した。一般市民を対象に、火山、地震などの災害について専門家から分かりやすく最新の研究成果を報告する。第1回は、信州大学理学部 齋藤武士 准教授による「火山研究の最前線:火山噴火は予知できるのか?」として、火山のメカニズムや噴火活動、火山噴火とは異なる噴気についての説明、また、今年8月10日(木)に噴気が確認された焼岳について解説を行い、59名が参加した。(文:主催者)

浅間山の火山活動について教員が解説している様子
浅間山の火山活動について教員が解説している様子
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/news/2017/08/201729-jst1.php

2017年8月5日~6日:信州自然誌科学館2017「自然のさえずり」ブース出展

活動名:信州自然誌科学館2017「自然のさえずり」ブース出展
日時・場所:2017年8月5日(土)~6日(日) 10:00~16:00 信州大学理学部
活動内容:信州大学理学部で開催した信州自然誌科学館2017「自然のさえずり」に、当該事業の一環として「地震の波と地面のゆれ ~遊んで分かるゆれ方のしくみ~」のブースを出展した。信州自然誌科学館は、毎年の夏に信州大学理学部が開催する、小学生以上を対象とした展示や簡単な実験・観察・工作などで自然や科学の世界を体験できるイベントである。毎年、2日間の会期中に800名ほど(過去5年平均)が来場し、今年度の来場者は990名を数えた。当該ブースでは「地震」に焦点を当て、地震の強弱、たて波とよこ波、揺れやすい地面と揺れにくい地面の違いを、おもちゃや簡単な実験装置を用いて体験してもらうことを目的とした。(文:主催者)

地震の波と揺れについて教員と学生が来場者に説明
地震の波と揺れについて教員と学生が来場者に説明
関連URL(信州自然誌科学館2017「自然のさえずり」自体の報告は下記URL参照)
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/science/news/2017/08/2017.php

提案企画名 共生人材育成エコシステムの構築
提案機関 国立高等専門学校機構 徳山工業高等専門学校
概要 これまで十分に社会参加できる環境になかった障害者等が積極的に参加・貢献できる共生社会の実現は、障害者権利条約の効力が発生した日本をはじめ世界の課題である。障害者雇用の実績を持つ特例子会社や社会福祉法人、早期技術者教育機関の国立高専を中心とした産学官福連携により科学技術の立場からこの課題にアプローチする。具体的には、①特例子会社―高専連携による誰にでも地球にも優しい技術者育成プログラムの開発・実践、②多様な特性を持つ若者向け個別ものづくり体験実習の企画・実践、③取り組み成果や特例子会社・障害者スポーツ・支援技術等の紹介を通して国民にこれらの知見を還元し、共生社会実現のための人材育成エコシステムモデルの構築を目指す。

H28年度採択(問題解決型科学技術コミュニケーション支援(ネットワーク形成型))

提案企画名 市民と科学者を結ぶ放射線コミュニケーションのネットワーク基盤構築
提案機関 NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん
概要 福島原発事故以後、低線量放射線の生体影響に対する評価の混乱が続き、市民の不安と科学に対する不信は今もなお根深く、市民も科学者自身も直接データを検討する機会が少ないまま議論が空中戦になることが多い。この事態を痛感し、当NPOを中心に、異分野の専門家と市民が協力して被曝影響の根拠となった元データを分析し、5年をかけて出版したのが『放射線 必須データ32(以後『32』と略称)』である。
本企画は、『32』を資料として、福島・首都圏・関西圏をコアに市民・科学者コミュニケーションネットワーク基盤の構築を目的とする。市民・科学者双方にとって、偏見を排し真摯に議論を深める科学リテラシーを獲得する実践の場となる。
活動レポート

2016年10月5日:第6回 勉強会(第3回疫学ゼミ)

活動名: 第6回 勉強会(第3回疫学ゼミ)
日時・場所: 2016年10月5日17:00~19:00 京都大学医学部
活動内容: わが国の放射線防護に影響する可能性があるINWORKS論文を、田中司朗氏に解説していただいた。INWORKSとはフランス、イギリス、アメリカでの放射線作業従事者からなる疫学調査集団のことで、個人線量計で被ばく線量を測り、被ばくより60年間の追跡(コホート研究)が行なわれている。原爆被ばく者における研究と比較し、一致している点や不一致である点などを確認した。疫学ゼミと称しては三回目の開催で、参加者はだいぶ疫学論文にも慣れ、議論も白熱した。解説を皆が熱心に聞き、気になるところには質問が出され議論が行なわれた。参加者の多くが議論に対してうなずいていたり疑問を呈していたりとよく参加している様が伺えた。(文:主催者)

勉強会の様子の写真
勉強会の様子

2016年8月28日:キックオフミーティング

活動名: キックオフミーティング
日時・場所: 2016年8月28日 13:00~15:00 大阪大学中之島センター
活動内容: 当日は参集いただいた70名の市民の方々に、低線量放射線にまつわる分かる限りの科学的知見を社会で共有するという目的と、そのためにこれまでどのような活動をしてきて今後何をしていくかということについての報告を行った。続いて、福島に住む人や福島からの避難民の現状や心情について、それぞれを支援するNPO団体の代表に報告してもらった。また、「放射線必須データ32」のファシリテーターにも福島以外の市民代表として、今後どういうことを科学に期待するか、何が必要なのかといった意見を述べてもらった。これらの内容をふまえて、今後の本企画での活動について、理解と協力を参加者らに求めた。(文:主催者)

各報告の様子の写真
各報告の様子
提案企画名 学術-メディア連携を軸とした東日本大震災に関する教訓の他地域・次世代への継承
提案機関 東北大学 災害科学国際研究所(IRIDeS)
概要 東日本大震災に関する教訓を、次世代および津波災害が起こりうる他地域(東南海地震想定被害域・ハワイ)に伝え、防災力強化を図ることを主たる課題とする。
本企画では、課題を達成するため、当研究所が運営に関わってきた「みやぎ防災・減災円卓会議」「メディア懇話会」を発展させて実施する。海外の事例も参考にしつつ、日本の学術-メディア連携のプロトタイプを構築し、研究者およびメディア関係者の社会発信に関する意識・行動変革を目指す。本企画および企画の成果についてはメディアにおける記事化・番組化を図り、広く国内外に発信する。
関連リンク

東北大学 災害科学国際研究所

活動レポート

2017年9月27日:メディア懇話会

活動名メディア懇話会
日時・場所:2017年9月27日(水)15:00~17:00 東北大学災害科学国際研究所 会議室
活動内容:本企画は、学術-メディア連携を主軸に、市民・自治体・防災関係者等と協働し、東日本大震災に関する教訓を、次世代および津波災害が起こりうる他地域と共有し、共に防災力強化を図ることを課題とする。この課題を達成する一環として、これまでに「メディア懇話会」の場を設け、災害研究者と災害にかかわった経験のあるさまざまなメディア関係者が率直な意見交換を行い、相互理解と連携につなげてきた。企画1年目は東北メディア関係者との意見交換が中心であったが、2年目の今年は、対象を東北外のメディア関係者にも広げて実施中である。

メディア懇話会(9月27日):研究者とメディア関係者で、研究知見の社会発信について話し合う様子
研究者とメディア関係者で、研究知見の社会発信について話し合う様子

2016年9月17日:みやぎ防災・減災円卓会議

活動名みやぎ防災・減災円卓会議 学術―メディア連携特別分科会(ハワイ「世界津波の日」プレイベント
日時・場所:2016年9月17日(土)10:00-11:30 ハワイ大学マノア校キャンパス
活動内容:2015年の国連総会で11月5日が「世界津波の日」に決定したことを受け、IRIDeSは東北大学と学術協定を締結するハワイ大学マノア校と共催で、「世界津波の日」を記念したプレイベント「災害科学のコミュニケーション」(Communicating Disaster Science)を9月15日~17日に開催した。ハワイは日本と同様、津波の常襲地である。イベントは、東日本大震災の経験を世界と共有し、防災に関する国際連携を深めることを目的とした。日本・ハワイの関係者が、東日本大震災津波に関する知見や最新災害研究・実践活動について発表を行ったほか、ドキュメンタリー映画「大津波3.11未来への記憶」(NHKメディアテクノロジー製作、今村文彦・IRIDeS所長監修)の海外初上映や、震災後ハワイで支援を受けた仙台の元高校生によるハワイ再訪・感謝表明も行なわれた。
またこのイベントの一環として、学術-メディア連携セッションを実施した。JST企画参加者(IRIDeSおよび東北メディア3社の記者)が本JST企画を紹介し、学術-メディア連携を踏まえた防災への取り組みを発表したのを受け、ハワイ大・ハワイメディア関係者もまじえて議論を行った。東日本大震災の経験と教訓はハワイ側出席者の大きな関心を集めた。(文:主催者)

東北・ハワイの関係者 防災分野での学術-メディア連携状況を議論の様子の写真
東北・ハワイの関係者 防災分野での学術-メディア連携状況を議論

提案企画名 福岡市科学館を核としたくらしと科学の共創ネットワーク拠点づくり-地方都市の課題を多彩なノウハウを持つ市民と解決し未来を創造する-
提案機関 株式会社福岡サイエンス&クリエイティブ
概要 近年の人口増加に伴い、成長著しい都市として全国的に存在感が高まっている福岡市は、今後、成長需要に応じた生活基盤の整備が行われることが予想される。
本企画は、新たに整備・運営される福岡市科学館は、「サイエンス&クリエイティブ」を館のコンセプトとし、新たな交流と人材育成を図り、未来の福岡を共創していく未来創造活動拠点となることを目標としている。科学館開館前から科学の視点とデザイン思考を用いた多様なステークホルダーとのネットワーク構築とリテラシー向上に取り組む。また、科学館を福岡のくらしの課題解決・未来創造の拠点として根づかせ、市民が日々のくらしに科学を結びつけ、未来を創造していける環境を作る。
活動レポート

2017年8月31日:第2回 サイエンスカフェ

活動名:第2回 サイエンスカフェ
日時・場所: 2017年8月31日(木)19:00-20:30 福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号電気ビル共創館3F BIZCOLI
活動内容: 福岡市科学館ネットワーク サイエンスカフェVol.10として、『アルスエレクトロニカの挑戦』の著者・鷲尾和彦さんをゲストにお迎えし、オーストリアの地方都市リンツで行われるアートフェスティバル「アルスエレクトロニカ」の事例を紹介していただき、参加者と文化都市とは何かを話し合った。38年前、人口20万人の小さな都市リンツにおいて、わずか4名で始めたアートとテクノロジーのフェスティバルが今や世界的な行事になった軌跡を詳しく知ることができた。新しいものを受け入れて、発展させる風土や人々が、価値ある都市づくりにつながるということは地方都市・福岡の今後の在り方を考える上で非常に参考になる内容であった。

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「アルスエレクトロニカ」の歩みを紹介する鷲尾氏
http://www.science-wao.jp/event/20

2016年12月26日:第1回 サイエンスカフェ

活動名:第1回 サイエンスカフェ
日時・場所: 2016年12月26日 19:00-20:30 BIZCOLI(公益財団法人九州経済調査協会)
活動内容: 講師に妹尾 武治氏(九州大学高等研究院准教授)、ナビゲーターに花井 裕一郎氏(hanajukuクリエイティブ・ディレクター)をお迎えし、キックオフイベント「シビれた脳はどこに向かうのか~進化する心理学の今後を伝える~」を催した。心理学が実は科学だという事と、科学者がこのようなサイエンスカフェで話をすることの重要性を説いてくれたことが、本キックオフイベントは主催者側としては成功であり、参加者の満足度が高かったため、2回目以降をしっかり企画していきたい。(文:主催者)

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講師の妹尾武治氏とナビゲーターの花井裕一郎氏

提案企画名 その離島にしかない魅力を醸成,発信するための複数離島間コミュニケーション基盤の形成-ICTの利活用による低コストかつ効率的な科学・技術・相互交流コンテンツの提供-
提案機関 国立高等専門学校機構 佐世保工業高等専門学校
概要 離島地区は本土との交通が限定されることから科学技術に関するコミュニケーション事業がほとんどない。離島特有の自然、文化を守り、発展させていくためには、それに関わり、かつ先端の科学技術を取り入れて、困難な社会問題を解決しようとする人たちの増加が不可欠である。本企画では、テレビ会議システムとテレプレゼンスロボットなどのICTを利活用し、時間と経費のコストを抑えた効率的な離島間の科学コミュニケーションシステムを構築する。これにより離島にいながら多種の教育コンテンツ、本土イベントに接触できるようにし、離島間の交流頻度、情報発信力の向上を目指す。
関連リンク

佐世保工業高等専門学校

活動レポート

2017年8月19日:五島市におけるICT活用コミュニケーション

活動名:五島市におけるICT活用コミュニケーション
日時・場所:2017年8月19日(土)14:00~16:00 長崎県五島市
活動内容:今回の活動では,五島市岐宿町における土曜学習の一環として,「サイエンス&テクノロジーinきしく」を開催しました。小学生を対象に、移動型テレプレゼンスロボットの操作体験とコミュニケーション体験、無線通信リモコンを使った遊び、ビデオ会議システムを使った本校オープンキャンパスへの遠隔参加といった、ICT活用の可能性を体感してもらいました。また、リングキャッチャーといった身近な不思議にも興味をもってもらえたようです。(文:主催者)

テレプレゼンスを使った遠隔コミュニケーション体験
テレプレゼンスを使った遠隔コミュニケーション体験
http://science-islands.jp/activity/20170819.html

2016年11月19日:おもしろ実験大公開

活動名:おもしろ実験大公開
日時・場所: 2016年11月19日(土)10:00-16:00 佐世保工業高等専門学校(長崎県佐世保市)
活動内容:テレプレゼンスロボットの実演デモと操縦体験を実施、およびビデオ会議システムで対馬野生生物保護センター(長崎県対馬市)と通信して対話を試みた。ロボット操縦においては補助学生が常駐してくれたため、効果的なアピールと安全対策を講じることができた。(文:主催者)

児童とのテレプレゼンスロボットによる対話の様子の写真
児童とのテレプレゼンスロボットによる対話

2016年10月27日:長崎県ロボットセミナー2016

活動名:長崎県ロボットセミナー2016
日時・場所: 2016年10月27日(木)13:00-16:30 アルカス佐世保(長崎県佐世保市)
活動内容: 槇田 諭(佐世保工業高等専門学校)がテレプレゼンスロボットとビデオ会議システムを活用した科学技術コミュニケーション活動の趣旨とその仕組みを講演した。実機を用いたデモやビデオ会議システムで黒崎東小学校と対馬野生生物保護センターにも中継し、対話を試み、一般参加者を含めて多くの聴衆に活動をアピールすることができた。(文:主催者)

講演の様子の写真
講演の様子

H27年度採択(問題解決型科学技術コミュニケーション支援(ネットワーク形成型))

提案企画名 「健康まちづくり」を創発する協働型市民フェスタ事業の推進
提案機関 特定非営利活動法人 市民科学研究室
概要 本企画では東京都文京区を主たる対象にして、「地域」への関心、「科学」への関心、「健康」への関心を相互に関連づけて、地域の人びとが健康に住む意識の向上を自然に創発できるようなモデル事業を推進する。地域NPO、医療の専門家、行政・学校教育関係者、地元企業などが連携し、種々の調査活動、ワークショップ、対話型ゲーム、学術講座などを組み合わせて、最終的に「健康まちづくりフェスタ」(「地域ウォークラリー」と「地域サイエンスマップ・研究発表会」)に結実させる。それらのイベントを通して地域全体の健康への関心を高めるとともに、他地域への波及を可能にする、「健康まちづくり」の創発の手法を提示する。
関連リンク

市民科学研究室

活動レポート

2016年9月3日:認知症について語り合おう in 文京(その2)

活動名: 認知症について語り合おう in 文京(その2) 認知症にやさしいコミュニティケア
日時・場所: 2016年9月3日 12:30-17:30 文京区第女平等センター
活動内容: 今回は行政の現場で働く方を迎え、行政の取り組みについて簡潔に語っていただいた後、事例をふまえて、「あなた(あるいはあなたの家族)がもし認知症だったら」という仮定のもと、より具体的に踏み込んだ対処対策についてAとBのグループに分かれて語り合った。行政が進めるいわゆる「認知症カフェ」とはかなり様式が異なった、対話型のワークショップに設計した。こうしたやり方の規模は大きくできないが、問題を出し合い、対策を考えていく上で、非常に有効であろう。こうした場を恒常的に設けることができるか、そこでの議論の結果をどう現場に反映せていくのか、という点を今後考究したいと思う。(文:主催者)

Aグループでの意見交換の写真
Aグループでの意見交換

2016年5月20日:東京大学「地域看護研究会」にて講演及びネゴバトの実施

活動名: 東京大学医学部保健学科「地域看護研究会」にて講演及びネゴバトの実施
日時・場所: 2016年5月20日(金) 13:00-17:00 東京大学医学部3号館
活動内容: ネゴバトに関する講演(「生活習慣病対策ゲームネゴシエート・バトル(ネゴバト)の可能性と課題」)の後、3グループに分かれてネゴバトを実施。看護の資格や経験を持つ者を含む研究者らで行っただけに、非常にスムーズに進み、かつ交渉の議論も大変盛り上がり、大いに好評を博したと思われる。基本的に研究会の場であったので、最後に上田から「健康まちづくり事業の概要」という講演を行い、本事業全体のなかでの位置づけについても認識してもらうようにした。(文:主催者)

ネゴバトの進め方の説明の写真
ネゴバトの進め方の説明

提案企画名 公立大学防災センター連携による地区防災教室ネットワークの構築
提案機関 大阪市立大学
概要 地域に密着した公立大学防災センターが連携して、地域の自助共助の防災教育の仕組みとなる地区防災教室ネットワークを構築する。これにより災害時の避難遅れ、避難路選択ミスなどの解消につながるアクティブラーニング型防災教育の社会実験を行う。災害リスクの異なる地区ごとにコミュニティ防災協議会を組織し、小中学校の空き教室を活用した地区防災教室を拠点に子ども、障がい者、高齢者などの災害弱者を含む住民と防災リーダー、消防士、医師、福祉士、教師、学生が協働して、生活現場で能動的に取り組む防災訓練プログラム「すごい災害訓練DECO(Disaster Evacuation Coaching)」の社会実験を実施する。
関連リンク

大阪市立大学都市防災教育研究センター

活動レポート

2017年9月14日:都市防災教育研究センター 第18回 サイエンスカフェ

活動名: 都市防災教育研究センター 第18回サイエンスカフェ 「実験で見る地震地盤災害」
中川 康一(NPO 地盤・地下水環境NET 理事長・理学研究科 名誉教授)
日時・場所: 2017年9月14日(木)16:30~18:00 大阪市立大学杉本キャンパス
活動内容: 「NPO 地盤・地下水環境NET」は10年前に設立され、来る南海地震や上町断層地震に備えて、地盤の液状化や地震動の軽減を目指し、浅層地下水の有効利用を促すことを目的としています。副次的社会活動として、小中高校への出前授業の実施や、地学教育の祭典であるジオカーニバルへの出展なども行っています。これらに使用する教材は殆どがオリジナルのもので、実験を主体としているため、多くの生徒たちに喜ばれています。今回は、これらの教材について紹介していただきました。

中川先生による話題提供
中川先生による話題提供

地盤の液状化実験の様子
地盤の液状化実験の様子

CERD HP

2017年8月19~20日:遊びと学びのキャンパス 夏休み防災こどもキャンプ

活動名: 遊びと学びのキャンパス 夏休み防災こどもキャンプ
日時・場所: 2017年8月19日(土)~20(日) 大阪市立大学杉本キャンパス
活動内容: 小学校3~6年生を対象として、災害時にも役立つドローンによる体験、災害避難時に必要な体力の測定など大学教員によるプログラムに加え、段ボールを使った防災ずきんの制作や、夕食で災害用非常食アルファ化米を水で調理して食べるなど、1泊2日のさまざまな体験を通じて、いつ発生するかわからない災害への備えについて、大学の知見を活用しながら子どもが学べる貴重な機会となりました。

ドローン飛行演習の様子
ドローン飛行演習の様子
大阪市立大学HP

2016年12月6日:アクティブラーニング型災害対応訓練:堺市御池台小学校

活動名: アクティブラーニング型災害対応訓練:堺市御池台小学校
日時・場所: 2016年12月6日(火)8:50-15:20 堺市御池台小学校
活動内容: 堺市での小学校を対象にアクティブラーニング型災害対応訓練を実施した。堺市危機管理室、御池台自治会、御池台小学校の協力を得て、事前の打ち合わせや準備にも時間をかけることができ、充実した内容となった。特にドローンには訓練前から子どもたちの関心・期待も大きく、当日もとても熱心な様子だったが、マンホールトイレや備蓄庫などについても、普段は見ることのできないものを実際に体験できるということもあり、どのメニューに対しても楽しく取り組み、積極的に質問する姿が見られた。地域の方にもそれぞれのポイントでの説明などを担当していただくことで、子どもたちとの関わりに手ごたえを感じることができたのではないかと思う。この活動を契機に、学校、地域、保護者、行政が今後も連携し、防災についての取り組みを進めて行ってもらいたい。

災害時用トイレ(マンホールトイレ)の説明の様子の写真
災害時用トイレ(マンホールトイレ)の説明

2016年10月15日:コミュニティ防災教室 ワークショップⅠ 地区防災教室の開設

活動名: コミュニティ防災教室 ワークショップⅠ 地区防災教室の開設
日時・場所: 2016年10月15日(土)13:30-16:00 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス
活動内容: いのちを守る力ドリルについて志垣 智子(大阪市立大学都市防災教育研究センター)より、地区防災教室の開設について森 一彦(大阪市立大学都市防災研究センター)・前田 航志より(大阪市立大学大学院生活科学研究科)により説明があった。この「いのちを守る力ドリル」による自分自身とまわり(家、地域のつながり、まちなど)の防災力を知った上で、地域で防災に取り組む際の課題をグループで話し合い考える場をつくった。同じ地域に住む方たちの参加も多く、実際の備蓄状況などを踏まえた具体的な意見を積極的に交換することができ、またグループワークを通じて、学生の参加者と地域の方との交流もできた。地域でも防災において若年層に期待する声は大きく、こうした場に大学生などが参加することによって、いざという時のつながりになることを期待している。(文:主催者)

グループ発表の様子の写真
グループ発表の様子