現在の教育改革の方向性として、PISAのキー・コンピテンシー教育、大学入試改革、「考え、議論する道徳」の教科化、新科目「公共」の導入、シチズンシップ教育などに見られるように、「考える力」を育てることがすべての学校教育の課題となっている。とりわけAIの発展によって、人間にしかできない創造的な思考が求められているという。しかしその「考える力」とはそもそもどのような力のことか、求められる「考える力」の内実とは何だろうか。「考える力」すなわち思考力は、哲学分野の伝統的な課題であるだけでなく、心理学、認知科学、人工知能研究など複数の科学分野に横断的に関係し、なにより教育における最重要テーマである。「考える力」とは何かを、改めて定義から問い直し、その教育の可能性と現代社会における意義、さらに教育評価の問題について議論する。

出展者 日本学術会議第一部哲学委員会哲学・倫理・宗教教育分科会
開催日 11/10(土)13:00-16:00
会場 8階 会議室B
形式 セッション(会議室)
URL  
備考  

登壇者情報:

楠見 孝(京都大学大学院教育学研究科教授)専門:教育認知心理学、批判的思考
松原 仁(公立はこだて未来大学複雑系知能学科教授)専門:人工知能、ゲーム情報学
山内 清郎(立命館大学文学部准教授)専門:教育哲学、教育人間学、臨床教育学
森田 美芽(大阪キリスト教短期大学特任教授、日本学術会議連携会員)専門:西洋哲学・倫理学・女性学・教育社会学
藤原 聖子(東京大学大学院人文社会系研究科教授、日本学術会議第一部会員)専門:比較宗教学
一ノ瀬 正樹 (武蔵野大学グローバル学部教授、日本学術会議連携会員)専門:哲学、倫理学
中村 征樹 (大阪大学全学教育推進機構准教授、日本学術会議連携会員)専門:研究倫理、科学技術社会論、科学技術史、科学コミュニケーション
河野 哲也(立教大学文学部教授、日本学術会議連携会員)専門:哲学、倫理学

タイムテーブル:

11月10日(土)
12:30 受付開始
プログラム
13:00 開会挨拶・趣旨説明:森田 美芽(日本学術会議連携会員、大阪キリスト教短期大学特任教授)
13:10 哲学分野の大学教育参照基準の説明:藤原 聖子(日本学術会議第一部会員、東京大学大学院人文社会系研究科教授)
司  会: 河野 哲也 (日本学術会議連携会員、立教大学文学部教授)
13:25 提題1
 楠見 孝 (日本学術会議連携会員、京都大学大学院教育学研究科教授)
  「心理学から見た“考える力”とその教育(仮)」
13:50 提題2
 松原 仁 (公立はこだて未来大学複雑系知能学科教授)
  「人工知能時代における“考える力”(仮)」
14:15 提題3
 山内 清郎 (立命館大学文学部准教授)
  「哲学から見た“考える力”とその教育(仮)」
14:50 指定討論者による質疑
 一ノ瀬 正樹 (日本学術会議連携会員、武蔵野大学グローバル学部教授)
 中村 征樹 (日本学術会議連携会員、大阪大学全学教育推進機構准教授)
15:15 会場との質疑応答
15:50 まとめと閉会挨拶
16:00 終了

【当日申込み枠の定員】200名
【来場者の当日申込み】先着順

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