プロセスインテグレーションによる機能発現ナノシステムの創製
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トピックス
  • 2013.10.23     浦岡チームの成果がLangmuirに掲載され、さらにその論文がACS Chemical & Engineering Newsに取り上げられました。


    佐野健一(芝グループ、癌研)らは、生体超分子を3次元に積層して形成したナノドットを用いたフラッシュメモリの実証に成功した。チタン結合ペプチドを修飾した遺伝子組み換えのフェリチンをbio Layer by Layer法によって、 3次元に積層する技術を開発し、フラッシュメモリに応用した。その結果、従来の単層の素子に比較して、大きく改善された特性を得た。この技術は、次世代の半導体技術を変えるものと期待される。

    Ken-Ichi Sano, Atsushi Miura, Shigeo Yoshii, Mitsuhiro Okuda, Megumi Fukuta, Yukiharu Uraoka, Takashi Fuyuki, Ichiro Yamashita, and Kiyotaka Shiba, “Nonvolatile Flash Memory Based on Biologically Integrated Hierarchical Nanostructures”, dx.doi.org/10.1021/la402742f | Langmuir 2013, 29, 12483?12489

    Weiguo Hu, Mohd Fairuz Budiman, Makoto Igarashi, Ming-Yi Lee, Yiming Li, and Seiji Samukawa, Modeling miniband for realistic silicon nanocrystal array, Mathematical and Computer Modeling Vol. 58 (2013), pp. 306 (6pp).

    ABSTRACT
    The first six peptides of multifunctional titanium binding peptide-1 bestowed recombinant L-ferritin, minT1-LF, was genetically engineered and used to fabricate multilayered nanoparticle architecture. The multifunctionality of minT1-LF enables specific binding of nanoparticleaccommodated minT1-LF to the silicon substrate surface and wet biochemical fabrication of gate oxide layer by its biomineralization activity. Three-dimensional (3D) nanoparticle architecture with multilayered structure was fabricated by the biological layer-by-layer method and embedded in a metal oxide?semiconductor device structure as a charge storage node of a flash memory device. The 3D-integrated multilayered nanoparticle architecture successfully worked as a charge storage node in flash memory devices that exhibited improved charge storage capacity compared with that of a conventional monolayer structure device.

    さらにその論文はACS Chemical & Engineering Newsに取り上げられました。
    下記アドレスより、記事を見ることができます

    http://cen.acs.org/articles/91/web/2013/09/Proteins-Help-Researchers-Build-Memory.html

  • 2013.7.16NEW     寒川チームの成果がMathematical and Computer Modeling、Nanotechnology、Nanoscale Research Lettersに計6件掲載されました。


    これらのうち5件(@〜D)は、2次元や3次元のシリコンナノディスクアレイにおけるミニバンド形成や中間層として採用したSiCの有効性などを一連の研究により確かめたもので、 高い変換効率を有するシリコン量子ドット太陽電池の実現に資するものです。他の一件(E)は、欠陥フリー中性粒子ビーム加工と新たなバイオテンプレートによるGaAsナノドットをフォトルミネセンス評価し、 発光のナノディスクサイズ依存性を調べたものです。

    @ Mathematical and Computer Modeling Vol. 58 (2013), pp. 306
    シリコンナノディスクアレイのバンド構造(特にミニバンド)を、有限要素法を用いて計算した。1次元の計算では、解析的なKronig-Penny法を用いた計算と一致する結果を得た。さらに、有限要素法を用いることで、2次元や3次元のナノディスクアレイの計算を、 ナノディスクを正方形や立方体に近似することなく行うことができた。また、ナノディスクの直径および厚さに対するミニバンドのエネルギーの依存性を得ることができた。この結果は、シリコン量子ドット太陽電池を設計する上で重要な指針となる。

    Weiguo Hu, Mohd Fairuz Budiman, Makoto Igarashi, Ming-Yi Lee, Yiming Li, and Seiji Samukawa, Modeling miniband for realistic silicon nanocrystal array, Mathematical and Computer Modeling Vol. 58 (2013), pp. 306 (6pp).

    A Nanotechnology, Vol. 24 (2013), pp. 015301
    バイオテンプレートとダメージフリー中性粒子ビームエッチングの融合による新しいトップダウンプロセスにより、中間層としてSiCを用いたサブ10nm・高密度・規則配置シリコンナノディスクアレイを作製し、 ミニバンドが形成されていることが初めて確認された。光学的測定から、SiC中間層の採用によりナノディスク間の波動関数のカップリングが強まり、吸収係数が増大することが分かった。このことは理論計算によっても確認された。 また電気的測定からは、ナノディスク間の横方向の波動関数のカップリングにより導電性が向上することが示された。さらに、2次元ナノディスクアレイを用いた太陽電池を試作し特性を調べることで、これらの効果を確認することができた。

    Makoto Igarashi, Mohd Fairuz Budiman, Wugen Pan, Weiguo Hu, Yosuke Tamura, Mohd Erman Syazwan, Noritaka Usami and Seiji Samukawa, Effects of formation of mini-bands in two-dimensional array of silicon nanodisks with SiC interlayer for quantum dot solar cells, Nanotechnology, Vol. 24 (2013), pp. 015301 (9pp).

    B Nanoscale Research Letters, Vol. 8 (2013), pp. 228
    SiとSiCを交互に積層した多層膜に対してバイオテンプレート極限加工によって高アスペクト比エッチング加工をおこなうことにより、3次元シリコンナノディスクアレイを作製した。導電性AFM測定により、同様な方法で作製した1層(2次元) シリコンナノディスクアレイよりも導電性が向上することが分かった。理論計算によると、ミニバンド形成によりトンネル電流が増大することが予想され、実験結果を支持する。 さらに、4層程度の積層によりこの効果が最大化されることが理論計算から分かった。3次元積層シリコンナノディスクアレイを組み込んだ太陽電池を作製したところ、高い光吸収と導電性による電流増大効果が見られた。

    Makoto Igarashi, Weiguo Hu, Mohammad M Rahman, Noritaka Usami and Seiji Samukawa, Generation of High Photocurrent in Three-Dimensional Silicon Quantum Dot Superlattice Fabricated by Combining Bio-Template and Neutral Beam Etching for Quantum Dot Solar Cells, Nanoscale Research Letters, Vol. 8 (2013), pp. 228 (7pp).

    C Nanoscale Research Letters Vol. 8 (2013), pp. 223.
    バイオテンプレート極限加工により作製したSiC中間層を用いた高密度シリコンナノディスクアレイの時間依存フォトルミネセンスを測定した。減衰の時定数から、3種類の成分があることが分かった。時定数が長い2つの成分は、強い温度依存性が見られた。 この温度依存性は410~490meVの活性化エネルギーを持つ3レベルモデルで定量的に説明できる。つまり、熱エネルギーによって電子がナノディスクから逃げていくために発光が減衰する。この効果は250K以上で特に顕著である。

    Takayuki Kiba, Yoshiya Mizushima, Makoto Igarashi, Chi-Hsien Huang, Seiji Samukawa and Akihiro Murayama, Temperature dependence of time-resolved photoluminescence in closely packed alignment of Si nanodisks with SiC barriers, Nanoscale Research Letters, Vol. 8 (2013), pp. 223 (7pp).

    D Nanotechnology, Vol. 24 (2013), pp. 265401
    バイオテンプレート極限加工によって作製可能なシリコンナノディスク超格子構造について、有限要素法を用いた3次元バンド計算を行い、光学特性・電気特性に加えて中間バンド型太陽電池を作製した場合の特性を求めた。実験からも計算からも、 ミニバンド形成により光学特性および電気特性が向上することが分かった。そこで、ナノディスクの厚さ・直径を変化させて太陽電池変換効率を求めた。その結果、最適構造では太陽電池変換効率が50.3%となることが予想された。

    Weiguo Hu, Makoto Igarashi, Ming-Yi Lee, Yiming Li and Seiji Samukawa, Realistic quantum design of silicon quantum dot intermediate band solar cells, Nanotechnology, Vol. 24 (2013), pp. 265401 (8pp).

    E Nanotechnology, Vol. 24 (2013), pp. 285301
    欠陥フリー中性粒子ビーム加工と新たなバイオテンプレート(PEGフェリチン)を用いて、無欠陥で分散配置したGaAs量子ドット(ナノディスク)を作製した。円板構造の厚さと直径を独立に制御することができた。 GaAsナノディスクの基底状態との再結合によるフォトルミネセンスが観測され、直径変化による発光ピークのエネルギーシフトも見られた。発光ピーク波長の直径依存性は、理論計算による予測と一致する。

    Yosuke Tamura, Toshiyuki Kaizu, Takayuki Kiba, Makoto Igarashi, Rikako Tsukamoto, Akio Higo, Weiguo Hu, Cedric Thomas, Mohd Erman Fauzi, Takuya Hoshii, Ichiro Yamashita, Yoshitaka Okada, Akihiro Murayama and Seiji Samukawa, Quantum size effects in GaAs nanodisks fabricated using a combination of the bio-template technique and neutral beam etching, Nanotechnology, Vol. 24 (2013), pp. 285301 (6pp).

  • 2013.3.1   浦岡チームの成果がApplied Physics Lettersに掲載


    橋元達也(渡部グループ、大阪大学)らは、生体超分子を利用して作製した高密度金ナノ粒子を、ニオブドープ酸化チタン薄膜上に配置することで、これを挟む金電極間に流れる光電流が、金ナノ粒子の無い特に比べ8倍に増大することを確認しました。 増強波長は金ショットキー電極上に生じる表面プラズモン効果によるものと一致することから、金ナノ粒子により生じた局所表面プラズモンが複合的に関与した増強効果と考えています。本研究は、超微細なバイオセンサーの実現に道をつけたものと期待されます。

    Tatsuya Hashimoto, Yurie Fukunishi, Bin Zheng, Yukiharu Uraoka, Takuji Hosoi,Takayoshi Shimura, and Heiji Watanabe,“Electrical detection of surface plasmon resonance phenomena by a photoelectronic device integrated with gold nanoparticle plasmon antenna,” Applied Physics Lett. 102, 083702 (2013)

    ABSTRACT
    We have proposed a concept of a photoelectronic hybrid device utilizing gold nanoparticles (GNPs), which are supposed to function not only as the plasmon antenna but also as the sensing part. The photocurrent in the fabricated device, consisting of a transparent Nb-doped TiO2 channel and Au electrodes, was enhanced more than eight times at a specific wavelength with GNP arrays located between the electrodes, indicating that surface plasmon resonance was electrically detected with the hybrid device. This result will open new doors for ultra-small biosensor chips integrated with multi-functional solid-state devices. [http://dx.doi.org/10.1063/1.4792210]

  • 2013.1.7   第二回公開シンポジウムの参加申込み受付中


    当領域の第二回公開シンポジウム「ナノプロセス融合がもたらすグリーン&ライフ
    イノベーション」を2013年1月15日(金)にUDX Conference(東京都千代田区)にて開催いたします。
    皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。※受付は終了しました(2013/3/8)
    →詳しくはこちら

  • 2012.12.21   寒川チームの成果がNanoscale Research Lettersに掲載


    寒川チームの成果がNanoscale Research Lettersに掲載されました。
    バイオテンプレートと中性粒子ビームプロセスにより作製した高密度量子ドットアレイにおけるピコ秒キャリアダイナミクスを検討しました。 円盤型シリコン量子ドット(ナノディスク:直径10nm、厚さ8 nm)をシリコン酸化膜(SiO2)を介して約2nm間隔で2次元高密度配列させ、フェムト秒パルスレーザ励起による時間分解フォトルミネッセンス測定してスペクトルのグローバルフィッティングを行いました。 その結果、発光スペクトルはエネルギーピークと減衰時間が異なる3つの成分(@2.03 eV, τ1=40 ps、A 2.02 eV, τ2=300 ps、B 2.00 eV, τ3=1.6ns)から構成されていることが判明しました。
    これらの発光成分に見られる10~30meV程度のエネルギー差は、ディスク同士が近接していることによるキャリアの波動関数のカップリングに起因するものと考えられます。

    発表論文
    T. Kiba, Y. Mizushima, M. Igarashi, S. Samukawa and A. Murayama.
    Picosecond carrier dynamics induced by coupling of wavefunctions in a
    Si-nanodisk array fabricated by neutral beam etching using
    bio-nano-templates. Nanoscale Research Letters 7, 587 (2012).
    http://www.nanoscalereslett.com/content/7/1/587

  • 2012.12.21   寒川チームの成果がNanotechnologyに掲載


    寒川チームの成果がNanotechnologyに掲載されました。
    オールシリコンタンデム型太陽電池への応用を目指し、量子ドット超格子の作製・評価を行いました。今回、バイオテンプレートと中性粒子ビーム技術の融合により、円盤型量子ドット(ナノディスク:直径6.4nm、厚さ4 nm)を約2nm間隔で高密度(1.4 × 1012cm-2)に配列し、シリコンカーバイド中に埋め込むことに初めて成功しました。
    ディスク超格子では、ディスク間隔とシリコンカーバイドのエネルギー障壁が小さいことで波動関数が染み出し、ミニバンドが形成されることが理論的に示されます。そこで電気的・光学的特性への寄与を検討したところ、ミニバンドの形成により光吸収係数および導電性の向上が見られることが、実験・理論計算の両面から明らかになりました。
    ノディスク超格子をシリコンpin構造のi層として挿入して太陽電池特性(IV,EQE)を評価した結果、ナノディスク層での発電を確認すると共に、電気特性の劣化を引き起こさないことが確認されました。

    発表論文
    M. Igarashi, M. Fairuz B., W. Pan, W. Hu, Y. Tamura, M. Erman S., N.
    Usami and S. Samukawa. Effects of formation of mini-bands in
    two-dimensional array of silicon nanodisks with SiC interlayer for
    quantum dot solar cells. Nanotechnology 24, 015301 (2013)
    http://iopscience.iop.org/0957-4484/24/1/015301/

  • 2012.12.11   寒川チームが研究成果をプレス発表


    寒川チームによる研究成果が東北大学からプレス発表されました。
    独自のシリコンナノ構造を用いて効率50%超太陽電池を実現するための構造を理論的に解析。
    東北大学・流体科学研究所および原子分子材料科学高等研究機構・寒川教授グループはこの度、鉄微粒子含有蛋白質(リステリアフェリティン)を用いた自己組織化による金属微粒子テンプレート技術と中性粒子ビーム加工技術の組み合わせにより形成するシリコンナノ円盤アレイ3次元超格子構造を用いた高効率中間バンド型シリコン量子ドット太陽電池のバンド構造を理論的に明らかにしました。
    5nm厚のSi/SiCの積層構造を積層して金属微粒子をマスクとして一括加工することで5nm径シリコンナノ円盤構造を2nm間隔で周期的に3次元配置し、その後、SiCで埋め込むというきわめて簡易な方法によりシリコン量子ドット超格子構造を実現できます。 この構造をN型およびP型SiC層で挟み込むことで最大エネルギー変換効率50%以上の中間バンド型シリコン量子ドット太陽電池が実現できることを新たな計算手法を用いて理論的に明らかにしました。 この結果は、実際に作製可能なシリコンナノ円盤アレイ3次元超格子構造により超高効率シリコン量子ドット太陽電池を実現できる可能性を具体的に示したということで画期的な成果であります。
    なお、この研究成果は、12月11日付の日刊工業新聞で紹介されるとともに、アメリカ・サンフランシスコで開催される国際電子デバイス会議(IEDM)にて発表されました。
    プレス発表はこちら→http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2012/12/award20121212-01.html

  • 2012.10.22   JST CREST/ERATO/SCIP Joint Symposium (藤井チーム)


    東京大学生産技術研究所にて、CREST当領域・藤井チームとERATO竹内バイオ融合プロジェクト、 SCIP「マイクロ流体ガン診断プラットホーム」プロジェクトの共同ワークショップが開催されます。 ぜひご参加ください。

       日時: 2012年11月5日(月)
       場所: 東京大学生産技術研究所 An棟コンベンションホール
       参加費: 無料
       プログラム(PDF:1MB)

  • 2012.10.14   浦岡チームの研究成果がOptics Expressに掲載


    浦岡チームの小林未明博士研究員(芝グループ、がん研究会研究所)らの論文がOptics Expressに 掲載されました。遺伝子工学を用いて設計したタバコモザイクウイルス(TMV)と金ナノ粒子の複合体 を用いて、紫外・可視光領域での円偏光二色性を変化させるメタ分子を実証しました。
    http://www.opticsinfobase.org/oe/abstract.cfm?uri=oe-20-22-24856

  • 2012.10.3   1細胞解析シンポジウム開催(当領域協賛)


    京都リサーチパークにてInternational Joint Symposium on Single-Cell Analysis (The 6th International Workshop on Approaches to Single-Cell Analysis & The 8th International Forum on Post-GenomeTechnologies)が開催されます。
    Technologies)が開催されます。本シンポジウムchairはCREST当領域メンバーの神原秀記フェロー(宮原チーム、日立製作所)です。ぜひご参加ください。

       日時: 2012年11月27日(火)、28日(水)
       場所: 京都リサーチパーク

    → プログラム等の詳細はこちら

  • 2012.9.20   齊藤教授(齊藤チーム)がドコモ・モバイル・サイエンス賞を受賞


    齊藤英治教授(齊藤チーム、東北大)が第11回(2012年)ドコモ・モバイル・サイエンス賞を受賞しました。 →詳しくはこちら

  • 2012.9.13   寒川チームの研究成果がApplied Physics Lettersに掲載


    寒川チームの研究成果がApplied Physics Lettersに掲載されました。
    原子状水素援用分子線エピタキシ(H-MBE)を用いて、中性粒子ビームエッチング(NBE)で作製した GaAsナノディスク構造のGaAs/AlGaAs埋め込み成長(再エピタキシャル成長)を行い、その発光特性を測定しました。 その結果、トップダウンで作製したGaAs量子ドット構造からの発光の観測に世界で初めて成功しました。
    再成長した試料のフォトルミネッセンス(PL)測定で、波長820nm付近のGaAsバルクに由来するピークに加えて、 波長700 nm付近−4nm厚のGaAs QWとAlGaAsバルクの発光波長の間−にブロードな強い発光ピークが観察されました。 ダメージフリーのNBEプロセスとH-MBEを用いた再成長を組み合わせた手法は、高品質なナノディスク構造作製に非常に 有効であるといえます。
    http://link.aip.org/link/?APL/101/113108

  • 2012.8.31   野地チームが研究成果をプレス発表


    野地チームによる研究成果が、JSTと東京大学よりプレス発表されました。
    疾病・感染バイオマーカーの検出感度を従来法の100万倍向上する方法「1分子デジタル ELISA法」を開発したもので、本研究成果は、近日中に英国王立化学会の科学誌「Lab on a Chip」 のオンライン速報版で公開されます。
    →詳しくはこちら

  • 2012.8.27   西澤チーム・畠チームが共同研究の成果をプレス発表


    西澤チーム・畠チームによる共同研究の成果が、東北大学からプレス発表されました。
    酵素とカーボンナノチューブ(CNT)が均一に混合した「酵素電極シール」を開発し、ブドウ糖の 水溶液から世界最高レベルの発電(25mA/cm2)ができました。さらにこのシールを「貼るだけ」で、 果物の甘さに応じて点滅する「電源不要」の糖度センサを実現しました。
    この成果の一部は8月27日にドイツ科学誌「Advanced Energy Materials」にオンライン掲載されました。
    →詳しくはこちら

  • 2012.8.21   寒川チームの研究成果がApplied Physics Lettersに掲載


    寒川チームの研究成果がApplied Physics Lettersに掲載されました。
    バイオテンプレート極限加工により形成した2次元Si量子ナノ円板構造に、中間層として SiCで被覆した吸収層を用いて太陽電池を試作しました。その結果、開放電圧が0.556V、 短絡電流が31.3 mA/cm2、フィル係数が72%、そしてエネルギー変換効率が12.6%と、 1層の量子ドット層を用いた吸収層でありながら、従来の15層を用いた量子ドット太陽電池 よりも高効率の太陽電池を実現しました。これは、バイオテンプレート極限加工で形成した 均一・等間隔・高密度・2次元量子ナノ円板アレイ構造が超格子構造であり、ミニバンド (中間バンド)が形成されていることによります。
    http://link.aip.org/link/?APL/101/063121

  • 2012.8.17   寒川チームが研究成果をプレス発表


    寒川チームによる研究成果が、JSTと東北大学よりプレス発表されました。 バイオテンプレート極限加工により高密度・無欠陥のガリウムヒ素量子ドットを作製して、 発光に成功したもので、この成果は8月20日〜23日まで英国・バーミンガムで開催される 「IEEE International Conference on nanotechnology 2012」で発表されます。
    →詳しくはこちら

  • 2012.8.17   浦岡チームの研究成果がApplied Physics Lettersに掲載


    浦岡チームの橋元達也君(渡部グループ、大阪大学博士課程3年生)の論文がApplied Physics Lettersに掲載されました。 渡部教授のグループ(大阪大学)では、金ナノ粒子を生体超分子の性質を活用して、半導体基板上に2次元配列し、プラズモン効果を促進する研究を展開しています。 今回は、大気圧プラズマを用いて、外殻タンパクを効果的に除去し、シャープなプラズモンピークを検出することに成功しました。
    本手法は、今後の高性能なプラズモン素子の開発に期待されます。
    http://apl.aip.org/resource/1/applab/v101/i7/p073702_s1?ver=pdfcov

  • 2012.7.19   寒川チームの研究成果がAPEX(Applied Physics Express)に掲載


    寒川チームの論文が、APEX(Applied Physics Express)に掲載されました。
    SiGe/Si二重量子井戸構造を有したナノカラムのフォトルミネッセンスでサイズ効果を室温で 観測しました。3 nmのSi0.8Ge0.2を2層含むSi層(〜100 nm)を中性粒子ビームにより エッチングすることで、高さ〜100 nm、直径25 nm以下のナノカラムを200 nmの silicon on insulator層の上に作製しました。ナノカラムの平均直径を24 nmから18 nmに 変化させ、1.8 eV付近に見られるフォトルミネッセンスピークのブルーシフトを観測しました。
    http://apex.jsap.jp/link?APEX/5/082004/

  • 2012.7.13   野地チームが成果をプレス発表


    野地チームによる研究成果が、東京大学よりプレス発表されました。
    ナノサイズの回転モーター分子と1分子操作技術を組み合わせることで、DNAを回転分子モーターの微小な回転軸に巻きつけることに成功し、これによりDNAを直径8.5〜20ナノメートルのループ状に曲げるのに必要な力を直接計測することに成功しました。
    この成果は7月7日付の英国の学術雑誌「NucleicAcids Research」オンライン版に掲載されました。
    →詳しくはこちら

  • 2012.6.25   野地チームが成果をプレス発表


    野地チームによる研究成果が、東京大学よりプレス発表されました。
    細菌の薬剤耐性獲得の要因である薬剤排出活性を、細菌1細胞ごとに迅速に検出する手法を開発したもので、この成果は6月13日付の英国王立化学協会の学術雑誌「Lab on a Chip」オンライン版に掲載されました。
    →詳しくはこちら

  • 2012.6.18   齊藤チームが成果をプレス発表


    齊藤チームによる研究成果が、東北大学とNECによってプレス発表されました。
    スピンゼーベック効果を用いた新しい熱電変換素子を開発したもので、この成果は英国科学誌「Nature Materials」オンライン版(6月17日付:日本時間、6月18日)に掲載されました。
    →詳しくはこちら

  • 2012.6.5   寒川チームが成果をプレス発表


    寒川チームによる研究成果が、東北大学からプレス発表されました。
    バイオテンプレートと中性粒子ビームを組み合わせてシリコン基板上に作製した
    高密度・均一量子ナノ円盤アレイ構造により高効率・量子ドット太陽電池を実現し、
    シリコン量子ドット太陽電池における世界最高変換効率12.6%を達成したもので、
    この成果は6月3日から8日まで米国オースティンで開催される
    「第38回IEEE Photovoltaic Specialist Conference」で発表されます。
    →詳しくはこちら

  • 2012.5.29   樋口チームの研究がBSフジ 「アトリエde加山」 で紹介


    5月29日(火)午後11時〜11時55分にBSフジで放送されるテレビ番組「アトリエde加山」 において樋口チーム(NIMS)の研究が紹介されます。
    BSフジ 「アトリエde加山」

  • 2012.5.21  樋口チームが成果をプレス発表


    樋口チームによる研究成果が、物質・材料研究機構とJSTによって共同プレス発表されました。
    空気中の物質を感知して発光する特性を示す有機/金属ハイブリッドポリマーを開発したもので、この成果は5月21日付けの英国王立化学会の速報誌「Chemical Communications」に掲載されました。
    →詳しくはこちら

  • 2012.3.14  浦岡チームの研究成果がNano Letterに掲載


    Ali博士研究員(奈良先端科学技術大学院大学、理研)らの論文がNano Letterに
    掲載されました。金のナノ粒子が持つ触媒作用を初めて明らかにし、TRAPタンパクの
    構造変化を実証しました。
    http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/nl3002155

  • 2012.3.8  浦岡チームの研究成果がApplied Physics Lettersに掲載


    上沼睦典助教(浦岡チーム、奈良先端科学技術大学院大学)らの論文が、AppliedPhysicsLetter (APL)に掲載されました。特異的認識能力を持つ金ナノ粒子により、抵抗変化メモリセル内にランダムに形成されるフィラメントの位置制御に初めて成功しました。
    フィラメント の形成には、NiO成膜時に生成される局所欠陥が深く関係することを明らかにし、メモリセル内に金ナノ粒子を配置することで、メモリの性能を大きく向上できることが明らかになりました。生体超分子の電子デバイスへの応用の可能性を実証したものです。
    http://link.aip.org/link/?APL/100/083105

  • 2012.2.22  寒川チーム 研究者募集中


    寒川チーム(東北大)において研究者(准教授/助教/ポスドク)を募集しています。
    募集期間は2012年3月30日まで、着任は4/1以降の可能な限り早い時期です。
    →詳しくはこちら(日本語英語

  • 2012.2.3   寒川チームの研究成果がApplied Physics Lettersに掲載


    寒川チーム(北海道大、東北大学)の論文が、Applied Physics Letters に掲載されました。
    バイオテンプレートと中性粒子ビームを組み合わせて作製した10nm径シリコンナノディスク構造のPL特性を詳しく分析し、シリコンナノディスク構造からの発光は欠陥に由来しないピコ秒オーダーの減衰特性を持つ発光であることを初めて明らかにしました。
    また、2次元シリコンナノディスクと間隔が30nm以上離れたランダム配置シリコンナノディスクとの発光減衰特性の違いから、2次元シリコンナノディスクではディスク間の電子輸送現象が存在することが分かりました。
    http://apl.aip.org/resource/1/applab/v100/i5/p053117_s1

  • 2012.1.19  宮原チームの論文がAngewandte Chemie誌Inside coverに掲載


    宮原チームの論文がAngewandte Chemie International Edition誌Inside coverに掲
    載されました。
    http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/anie.201108617/abstract

  • 2012.1.19  松元 亮准教授(宮原チーム)が中谷賞を受賞


    松元 亮准教授(宮原チーム)が第4回(平成23年度)中谷賞(財団法人中谷電子
    計測技術振興財団)を下記の研究題目にて受賞しました。
    研究題目「トランジスタによる非破壊細胞診断法の開発と”デバイ長フリー”な信号
    変換機序の実証」

  • 2012.1.17  寒川チーム(東北大)の研究成果がNanotechnology (IOP) に掲載


    寒川チーム(東北大学)の論文が、Nanotechnology (IOP) に掲載されました。
    4.5nm径の鉄コアを内包したリステリアフェリィティンをマスクに中性粒子ビームで
    加工した6nm径シリコンナノディスクアレイと中間層SiCを組み合わせた構造では
    ミニバンドが形成され、光吸収係数が大幅に向上していることを実験と計算で
    明らかにし、太陽電池構造として有効であることを示しました。
    http://iopscience.iop.org/0957-4484/23/6/065302

  • 2011.12.5  寒川チーム(東北大)のMOHD FAIRUZ君が太陽光発電国際
    会議・PVSEC-21でStudent Paper Awardを受賞


    修士課程2年のMOHD FAIRUZ君(寒川チーム、東北大)が太陽光発電国際会議
    the 21st International Photovoltaic Science and Engineering Conference
    (PVSEC-21)においてStudent Paper Awardを受賞しました。
    「Optical Characteristics of 6-nm Si Quantum Nanodisk Array Structure by Bio-
    template and Neutral Beam Etching」と題し、リステリアフェリティンをマスクに
    用いた中性粒子ビームエッチングで6nm径シリコンナノ円盤構造を作製し、その
    直径や厚さおよび中間層材料を制御することでバンドギャップエネルギーと光吸
    収係数の制御ができることを発表いたしました。
    この発表は世界で初めて量子ドット太陽電池を目指したシリコン量子ドット超格子
    構造を実現したもので、その構造による光学特性を明らかにしたことが評価され
    ました。

  • 2011.12.1 第一回公開シンポジウムの参加申込み受付中


    当領域の第一回公開シンポジウム「ナノプロセス融合がもたらすグリーン&ライフ
    イノベーション」を2012年1月31日(火)にアキバホール(東京都千代田区)にて開催
    いたします。
    皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
    →詳しくはこちら

  • 2011.11.28 齊藤教授(齊藤チーム)が日本IBM科学賞を受賞


    齊藤英治教授(齊藤チーム、東北大)が第25回「日本IBM科学賞」の受賞者に決定し
    ました。
    →詳しくはこちら

  • 2011.11.21 宮原教授(宮原チーム)による講演が日本経済新聞に掲載


    宮原教授(宮原チーム、東京医科歯科大)が10/14に第6回四大学連合文化講演会
    (主催:東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京工業大学、一橋大学)において行った
    講演『半導体と医療の接点を探る‐ナノバイオ技術による新たな臨床検査を目指して‐』が
    日本経済新聞(11/21朝刊)に掲載されました。

  • 2011.10.24 西澤チームの論文がExciting Paperとして出版社ブログ(RSC Publishing)で紹介


    西澤チーム(東北大)の成果がEnergy & Environmental Science(英国王立化学会出版)
    に掲載、Exciting Paperとして出版社ブログで紹介されました。

    果糖で発電するバイオ電池を針形状に小型化してブドウの実に刺すと、果糖の濃度に
    応じてLEDが瞬く「電源不要の糖度モニター計」ができました。
    血糖で発電するタイプも作製し、血管に刺入して発電しています。
    http://blogs.rsc.org/ee/2011/10/21/energy-powered-by-a-grape/

  • 2011.10.1  H22年度の研究年報を掲載


    H22年度の研究成果に関する報告書(研究年報)を研究成果ページに掲載しました。

  • 2011.9.29 辻井チームが成果をプレス発表


    辻井チームによる研究成果が、京都大学と鶴岡工業高等専門学校よりプレス発表
    されました。新しい固体ポリマー電解質を開発し、室温で充放電可能なバイポーラ型
    高電圧リチウムイオン電池(6V駆動)を実現したもので、ドイツ科学雑誌「Advanced
    Materials」のオンライン版に掲載されました。
    → 詳しくはこちら

  • 2011.8.22 齊藤チームが成果をプレス発表


    齊藤チームによる研究成果が、東北大学・JST・日本原子力研究開発機構よりプレス
    発表されました。音波を注入することによりスピンの流れを生成できる新しい手法を
    発見したもので、この成果は英国科学誌「Nature Materials」のオンライン版
    (8月21日付:日本時間8月22日)に掲載されました。
    → 詳しくはこちら

  • 2011.8.12 寒川チーム(東北大)の研究成果がNanotechnology (IOP) に掲載


    寒川チーム(東北大学)の論文が、Nanotechnology (IOP) に掲載されました。
    中性粒子ビームによるGaAsの超低損傷ナノ加工および原子層処理プロセスを初めて
    開発しました。
    制御された中性粒子ビーム酸化により鉄含有フェリティンの高精度配列をGaAs上でも
    シリコン上と同様に実現し、この鉄コアをマスクに中性粒子ビームエッチングにより
    超低損傷7nm径の高密度(約10E12cm-2)2次元GaAsナノ円盤アレイ構造を世界で
    初めて実現しました。

  • 2011.8.10 浦岡チームが研究成果をプレス発表


    浦岡チームによる研究成果が、奈良先端科学技術大学院大学からプレス発表
    されました。フェリチンタンパクを用いて作成した均一なナノ粒子を超高密度に
    3次元配置することによって、3次元のフローティングゲート(蓄積電極)メモリを
    動作させることに世界で初めて成功したもので、応用物理学会論文誌Applied
    Physics Expressに近く掲載されます。
    → 詳しくはこちら(PDF:580KB)

  • 2011.7.14 浦岡チーム(NAIST)の柿原康弘君がIEEE2011 MFEDK国際会議でStudent Paper Awardを受賞


    博士前期課程2年の柿原康弘君(浦岡チーム、奈良先端科学技術大学院大学)が
    IEEEの国際会議International Meeting for Future of Electron Devices, Kansai
    (2011 IMFEDK)でStudent Poster Awardを受賞しました。
    本研究では、自己組織化機能を持つフェリチンタンパクを抵抗変化型メモリに応用し、
    タンパクのコアに鉄を用いることで、高い記憶特性を実証しました。
    http://mswebs.naist.jp/topics/110713-1/index.html

  • 2011.6.21 寒川チームの成果が日刊工業新聞に掲載


    寒川チーム(東北大)の研究成果が日刊工業新聞に掲載されました。
    量子ナノ円盤アレイ構造による発光およびミニバンド形成を確認したもので、
    IEEE Photovoltaic Specialist Conference(6/20-24、米国・シアトル)で
    発表されました。
    →詳しくはこちら

  • 2011.6.1 西澤チームと畠チームの研究成果がJST Newsに掲載


    西澤チームと畠チームによる共同研究の成果「貼ればバイオ電池」に
    関する記事がJST NewsのFront Lineに掲載されました。
    →詳しくはこちら(PDF:9.91MB、p4に掲載)

  • 2011.5.18 樋口グループリーダー(NIMS)がゴットフリード・ワグネル賞を受賞


    樋口昌芳グループリーダー(樋口チーム、物質・材料研究機構)がゴットフリード・ワグネル賞を受賞しました。
    →詳しくはこちら

  • 2011.3.28 畠チームが研究成果をプレス発表


    畠チームによる研究成果が、産業技術総合研究所とJSTより共同発表されました。
    配向した単層カーボンナノチューブの薄膜を伸縮性のある高分子基板の上に貼り付け、薄膜の電気抵抗変化によってひずみを検出できるひずみセンサーを開発したもので、このひずみセンサーは従来の金属製ひずみセンサーの約50倍のひずみが検出でき、耐久性にも大変優れています。
    この成果は3月27日に英国科学雑誌「Nature Nanotechnology」のオンライン速報版で公開されました。
    →詳しくはこちら

  • 2011.3.22 西澤チーム・畠チームが共同研究の成果をプレス発表


    西澤チーム・畠チームによる共同研究の成果が、東北大学からプレス発表されました。
    スーパーグロース法で作製したカーボンナノチューブ薄膜を用いて、酵素とカーボンナノチューブが均一に複合化したフィルムを開発したもので、このフィルムを電極に用いたバイオ電池は、果糖水溶液から過去最高の出力密度で発電しました。
    この成果の一部は3月10日に米国化学会誌「Journal of The American ChemicalSociety」にオンライン掲載されました。
    →詳しくはこちら

  • 2011.2.14 齊藤教授(齊藤チーム)、渡部教授(浦岡チーム)が日本学士院学術奨励賞を受賞


    齊藤英治教授(齊藤チーム、東北大)と渡部平司教授(浦岡チーム、大阪大)が第7回(平成22年度)日本学士院学術奨励賞の受賞者として選ばれました。
    →詳しくはこちら

  • 2011.2.9 藤岡チーム、宮原チームが nano tech 2011に出展


    東京ビッグサイトにて開催される nano tech 2011 (国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)JSTブースにおいて、藤岡チーム、宮原チームが研究成果のパネル展示を行います。2月16日(水)14:30-14:45には、藤岡教授によるプレゼンテーションも行われます。ぜひJSTブースにお立ち寄りください。

       日時: 2月16日(水)−18日(金)
       場所: 東京ビッグサイト東4・5・6ホール JSTブース
       ホームページ: http://www.nanotechexpo.jp/

  • 2011.2.3 寒川チーム(東北大)の研究成果がNanotechnology (IOP) に掲載


    寒川チーム(東北大学)の論文が、Nanotechnology (IOP) に掲載されました。バイオテンプレート極限加工により作製した2次元シリコンナノディスクアレイ構造はディスクの直径および膜厚方向に独立に量子サイズ効果を示し、その組み合わせでバンドギャップエネルギーを1.3eVから2.2eVまで高精度に広範囲に制御できることを初めて示しました。また、光吸収係数もシリコン薄膜に比べて大きいことを明らかにしました。
    http://iopscience.iop.org/0957-4484/22/10/105301/

  • 2011.2.3 齊藤教授(齊藤チーム)、渡部教授(浦岡チーム)が日本学術振興会賞を受賞


    齊藤英治教授(齊藤チーム、東北大)と渡部平司教授(浦岡チーム、大阪大)が第7回(平成22年度)日本学術振興会賞の受賞者に決定しました。
    → 詳しくはこちら
    → 受賞理由 (齊藤教授)(渡部教授)

  • 2010.12.27 BSジャパン 「世の中進歩堂」 で藤井チームの研究を紹介


    2011年1月14日(金)にBSジャパンで放送されるテレビ番組 「世の中進歩堂」 で藤井輝夫教授(藤井チーム・東大)の研究が紹介されます。
    → BSジャパン 「世の中進歩堂」

  • 2010.12.16 齊藤チーム 研究員募集中


    齊藤チーム・齊藤グループ(東北大・金属材料研究所)において、博士研究員を募集しています。
    募集期間は2011/2/28まで、着任は2011/4/1以降です。
    →詳しくはこちら

  • 2010.12.15 寒川チーム (東北大) の研究成果が APEX (Applied Physics Express) に掲載


    寒川チーム(東北大学)の論文が、Applied Physics Express(APEX)に掲載されました。シリコンやGaAs基板表面に酸素中性粒子ビームを用いて安定した酸化膜を形成することで、Fe内包蛋白質フェリティンを大面積・高密度・2次元配置できることを世界で初めて示しました。このFeコアをテンプレートとして用いることでシリコンおよび化合物半導体表面にサブ10nm径量子構造を大面積に高密度に均一にエッチング転写することが可能となります。
    http://apex.jsap.jp/link?APEX/4/015202/

  • 2010.11.18 寒川チーム 研究員募集中


    寒川チーム・寒川グループ(東北大・流体科学研究所)において、博士研究員を募集しています。
    募集期間は2011/3/31まで、着任は2011/4/1以降(1/1以降でも可能)です。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.11.8 染谷チームの成果がNature Materials誌に掲載


    染谷チームの研究成果がNature Materials誌に掲載されました。
    → 詳しくはこちら Nature Materials誌


    曲げても壊れない薄膜トランジスタ、フレキシブル集積回路を作製し、100μmという世界最小の曲げ半径を達成したもので、日経新聞、毎日新聞などでも紹介されました。
    → 詳しくはこちら (日経新聞)(毎日新聞)

  • 2010.11.1 寒川チームの研究成果が JST News に掲載


    寒川チームによる研究成果 「損傷のないガリウムヒ素量子ドットの形成に成功」 (9/21プレス発表) に関する記事が JST News の Front Line に掲載されました。
    → 詳しくはこちら(PDF:7.2MB、p5に掲載)

  • 2010.11.1 応用物理学会誌11月号に浦岡チームによる解説記事掲載


    応用物理学会が発行する月刊誌 「応用物理」 11月号に浦岡チームによる解説記事が掲載されました。(11月号975ページ)
    「多結晶シリコン薄膜トランジスタの新規作製技術ならびに解析技術」 と題した記事の中で、CREST研究の一部である、生体超分子を用いたシリコン薄膜の低温結晶化について紹介されています。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.11.1 西澤チームの研究成果が NPG Asia Materials の research highlights に掲載


    西澤チームによる研究成果 「ゲルに電極を印刷」 (9/9プレス発表) が NPG Asia Materials に research highlights として掲載されました。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.10.13 西澤チームの研究成果をサイエンスニュースが配信


    西澤チームによる研究成果 「ゲルに電極を印刷」 (9/9プレス発表) に関するニュース映像がJSTサイエンスニュースより配信中です。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.9.27 宇理須チームが研究成果をプレス発表


    石塚徹講師 (石塚グループ、東北大) らの研究成果が、東北大学からプレス発表されました。緑藻類の光感受性イオンチャネル (チャネルロドプシン:ChR) の構造−機能連関を解明し、緑色光に対して高い感受性を持ち光電効率の高い改変型チャネルロドプシン、チャネルロドプシン・グリーンレシーバー (ChRGR) を世界に先駆けて作り出したもので、この研究成果は、9月23日 (米国東部時間) 付で、米国のオンライン学術誌 Public Library of Science (PLoS) ONE に掲載されました。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.9.21 寒川チームが研究成果をプレス発表


    寒川チームによる研究成果が、JSTと東北大学よりプレス発表されました。高効率・量子ドット太陽電池および量子ドットレーザーを実現する構造として有望な、損傷のないガリウムヒ素量子ドットの形成に成功したもので、この成果は9月22日から東京大学で開催される「2010 International Conference on Solid State Devices and Materials (SSDM2010)」で発表されます。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.9.21 シンポジウム「分子技術、新ステージへの胎動」 講演資料(PDF: 3.57MB)


    9/16に開催された応用物理学会・JST共同特別公開シンポジウム「分子技術、新ステージへの胎動」において、曽根総括が「技術俯瞰における分子技術の多様性」と題した講演を行いました。その講演資料を掲載します。

  • 2010.9.16 H21年度の研究年報を掲載


    H21年度の研究成果に関する報告書(研究年報)を研究成果ページに掲載しました。

  • 2010.9.13 応用物理学会・JST共同特別公開シンポジウム
                      「分子技術、新ステージへの胎動」


    長崎で開催される秋季応用物理学会学術講演会において、「分子技術、新ステージへの胎動」と題する応用物理学会・JST共同特別公開シンポジウムが開催されます。当「ナノシステム創製」領域とも深く関係する内容ですので、アクセスが可能な方はご参加下さい。

       日時:9月16日(木)13:00−18:20
       場所:長崎大学文教キャンパス中部講堂(NA会場)
       詳細 (PDF: 680KB)

  • 2010.9.9 西澤チームが研究成果をプレス発表


    西澤チームによる研究成果が、東北大学からプレス発表されました。ハイドロゲルの表面に導電性高分子による電気回路を印刷する技術を開発したもので、この成果は9月8日に米国化学会誌「Journal of The American Chemical Society」にオンライン掲載されました。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.8.25 H22年度新規研究課題が決定


    H22年度のCREST新規研究課題が決定されました。
    当領域の新規研究課題は4件です。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.7.30 浦岡チーム(NAIST)の東條陽介君がIEEE/IMFEDK国際会議で学生賞を受賞


    博士後期課程2年の東條陽介君(浦岡チーム、奈良先端科学技術大学院大学)が IEEE/IMFEDK (The 2010 International Meeting for Future of Electron Device) 国際会議で優秀学生賞 (Student Poster Award) を受賞しました。
    本研究では、Niを内包する生体超分子を用いて、シリコン薄膜の低温結晶化を行い、特に、シリコン多結晶粒の位置制御に初めて成功しました。
    http://mswebs.naist.jp/topics/100820-1/index.html

  • 2010.7.30 寒川チームの論文が応用物理学会論文賞を受賞


    Japanese Journal of Applied Physics誌に掲載された寒川チームの論文が第32回応用物理学会論文賞を受賞することになりました。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.7.27 宮原チームの論文がAngewandte Chemie誌hot paperに採択


    Angewandte Chemie International Edition誌に掲載された宮原チームの論文がhot paperに採択されました。
    → アブストラクト
    → Wileyによるプレスリリース

  • 2010.6.21 畠チームが研究成果をプレス発表


    畠チームによる研究成果が、産業技術総合研究所からプレス発表されました。単層カーボンナノチューブ電極キャパシタの高電圧・安定動作を実証したもので、この成果は6月18日に「Advanced Materials」オンライン版に掲載されました。
    → 産総研 プレス発表
    → JST お知らせ

  • 2010.6.1 染谷教授(染谷チーム、東大)がエレクトロニクスソサイエティ賞を受賞


    染谷隆夫教授(染谷チーム、東大)が平成21年度(第13回)エレクトロニクスソサイエティ賞の受賞者として選ばれました。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.5.20 現代化学6月号に宮原チームによる解説記事掲載


    月刊誌「現代化学」において、当領域の研究チームによる解説記事が掲載されることになりました。2010年6月号には宮原チームによる「バイオトランジスターの開発」が、3月号には浦岡チームによる「バイオの技術を利用した新しい半導体デバイスの研究」が掲載されています。

  • 2010.5.18 平成22年度研究提案の募集を締め切りました


    今後のスケジュール等は、下記ページをご参照ください。
    → 全体スケジュール

  • 2010.4.6 宇理須チームが研究成果をプレス発表


    宇理須チームによる研究成果が、自然科学研究機構分子科学研究所からプレス発表されました。アルツハイマー病研究の重要課題であるアミロイドベータタンパク質の凝集機構に分子科学の視点で迫ったもので、この成果は3月に生物物理と生物化学の専門誌Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Biomembranesにオンライン掲載されました。
    → 詳しくはこちら
    → プレス発表資料(PDF: 201KB)

  • 2010.4.1 曽根総括が(独)物質・材料研究機構 理事に就任


    曽根総括が3月31日をもって日本電気(株)を退職、4月1日付けで(独)物質・材料研究機構の理事に就任しました。

  • 2010.3.16 平成22年度研究提案の募集を開始しました (5/18正午〆切)


    今回の募集が、本研究領域としては最終募集(3回目)になります。
    H22年度の研究総括の募集・選考・研究領域運営にあたっての方針をご参照の上、ふるってご応募ください。
    → 研究提案募集のホームページ
    → 研究総括の募集・選考・研究領域運営にあたっての方針(H22)

  • 2010.2.12 畠 研究チーム長(AIST)が日本学士院学術奨励賞を受賞


    畠 研究チーム長(畠チーム、産業技術総合研究所)が第6回(平成21年度)日本学士院学術奨励賞の受賞者として選ばれました。
    → 詳しくはこちら

  • 2010.1.20 染谷チーム 研究員募集中


    染谷チーム・染谷グループ(東大・本郷キャンパス)において、研究員1名を募集しています。
    募集期間は2010/3/31まで、着任は2010/4/1以降です。
    → 詳しくはこちら

  • 2009.12.14 西澤チームが研究成果をプレス発表


    西澤チームによる研究成果が、東北大学からプレス発表されました。筋肉細胞の活発な収縮運動を長期維持可能なゲルシート培養系の構築に成功したもので、この成果は12月14日に生命工学分野の学術誌「Biotechnology and Bioengineering」にオンライン掲載されます。
    → 詳しくはこちら

  • 2009.12.9 IT・エレクトロニクス技術戦略シンポジウム2009講演資料(PDF:3MB)


    12/9に開催されたIT・エレクトロニクス技術戦略シンポジウム2009において、曽根総括が 「ナノエレクトロニクス技術開発の課題と将来展望」 と題した講演を行いました。 その講演資料を掲載します。

  • 2009.12.7 計算科学シンポジウム2009講演資料(PDF:4MB)


    12/7に開催された計算科学シンポジウム2009において、曽根総括が 「エネルギー・環境問題に挑戦するグリーンテクノロジー」 と題した講演を行いました。 その講演資料を掲載します。

  • 2009.11.26 浦岡チームが研究成果をプレス発表


    浦岡チームによる研究成果が、奈良先端大からプレス発表されました。フェリチンタンパク質を用いて作成した抵抗変化型メモリに関する成果で、11月29日からハワイで開催されるナノテク材料の国際会議(ISANN)において発表されます。
    → 詳しくはこちら
    また、日経産業新聞(11/27)、科学新聞(12/11)、日刊工業新聞(12/28)に掲載されました。
    → 詳しくは 11/27 (PDF:278KB) 、 12/11 (PDF:248KB)、 12/28 (PDF:151KB)

  • 2009.11.25 学振・第151委員会講演資料(PDF:2.71MB)


    11/24に開催された学振・第151委員会において、曽根総括が 「環境エネルギー問題に挑戦するナノエレクトロニクス」 と題した講演を行いました。その講演資料を掲載します。

  • 2009.11.16 染谷隆夫教授(染谷チーム、東大)がIEDMで基調講演を予定


    染谷隆夫教授(染谷チーム、東大)が米国ボルチモアで12月7日から開催されるIEEE/IEDMで基調講演を行います。IEDMはデバイス分野における最高権威の国際会議の1つです。
    → プログラム
    → IEDMホームページ

  • 2009.11.10 染谷隆夫教授(染谷チーム、東大)が第23回「日本IBM科学賞」を受賞


    染谷隆夫教授(染谷チーム、東大)が第23回「日本IBM科学賞」<エレクトロニクス分野>の受賞者として選ばれました。
    → 詳しくはこちら
    → 受賞理由(PDF:143KB)

  • 2009.10.7 H20年度の研究年報を掲載


    H20年度の研究成果に関する報告書(研究年報)を研究成果ページに掲載しました。

  • 2009.10.3 辻井チームの記事が朝日新聞山形ニュース面に掲載


    辻井チーム・佐藤グループ(鶴岡高専)のCREST採択を紹介する記事が朝日新聞山形県ニュース面に掲載されました。
    http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000910030001

  • 2009.9.17 H21年度新規研究課題が決定


    H21年度のCREST新規研究課題が決定されました。
    当領域の新規研究課題は6件です。

  • 2009.9.10 浦岡チームの成果が日刊工業新聞に掲載


    磯野吉正教授(磯野グループ、神戸大)らの研究成果が精密工学会秋季大会で発表され、また日刊工業新聞に掲載されました。
    → 詳しくはこちら (PDF:205KB)

  • 2009.8.25 セミナー講演資料「環境・エネルギー問題と基礎科学」(PDF:5MB)


    8/22-23に開催された2009年度日本物理学会科学セミナー「環境・エネルギー問題へ発信する基礎科学」において、曽根総括が「環境・エネルギー問題と基礎科学」と題した講演を行いました。その講演資料を掲載します。

  • 2009.8.21 浦岡チーム(NAIST)の研究成果がAPEX(Applied Physics Express)に掲載


    小原孝介君(浦岡チーム、奈良先端科学技術大学院大学)らの論文が、Applied Physics Express(APEX)に掲載されました。コバルトナノドットを内包するフェリチンタンパクをフローティングゲートに持つメモリを試作し、その性能を明らかにしました。ゲート絶縁膜のHfO2膜上の高密度吸着を確認し、高いメモリ性能の実現に成功しました。生体超分子の電子デバイスへの応用の可能性を実証したものです。
    http://apex.ipap.jp/link?APEX/2/095001/

  • 2009.5.15 浦岡チーム(NAIST)の小原孝介君がIEEE/IMFEDK国際会議で学生賞を受賞


    博士後期課程1年 小原孝介君(浦岡チーム、奈良先端科学技術大学院大学)がIEEE/IMFEDK (The 2009 International Meeting for Future of Electron Device) 国際会議で優秀学生賞 (Student Paper Award) を受賞しました。本研究はHigh-k(高誘電率)膜と生体超分子ナノドット材料を組み合わせた次世代高性能メモリに関する発表で、生体超分子をHigh-K膜に埋め込むことにより、メモリの高性能化に成功しました。
    http://mswebs.naist.jp/topics/090528-2/index.html/

  • 2009.5.15 第12回ナノエレクトロニクス合同戦略会議資料(PDF:1.25MB)


    5月13日に文科省と経産省との合同で開催された第12回ナノエレクトロニクス合同戦略会議で、CREST「ナノシステム創製」領域の取り組みにつき、曽根研究総括から紹介がありました。その時の発表資料を掲載します。

  • 2009.4.6 平成21年度研究提案を募集しています。


    H21年度の募集は5.19で締め切られました。今後のスケジュール等は、下記ページをご参照ください。
    http://www.jst.go.jp/kisoken/teian/top/schedule.html

  • 2009.4.6 ホームページを開設しました。
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