研究者・研究課題
C型レクチンによる炎症反応制御機構の解明
- 西城 忍
- 千葉大学 真菌医学研究センター 准教授
研究概要
C型レクチンによる炎症反応制御機構の解明
C型レクチンは糖鎖を認識する分子群で、リガンドを認識後、細胞内にシグナルを伝達し炎症性メディエーターの産生を強力に誘導する分子や、逆に抑制性シグナルを伝える分子など多様な生物活性を示します。そのため、生体の恒常性維持における寄与はとても大きいことが予想されますが、未だに全容は明らかではありません。本研究では、C型レクチンを中心に炎症の惹起、および終息の機構を個体レベルで解明することを目指します。