研究者・研究課題
イオンバランス破綻による自己免疫疾患の重症化機構の解明
- 大洞 將嗣
- 九州大学 生体防御医学研究所感染ネットワーク研究センター 准教授
研究概要
イオンバランス破綻による自己免疫疾患の重症化機構の解明
カルシウムやマグネシウムなどのイオンは、生体の機能や正常な発生に非常に大切です。これらのイオン濃度は厳密に制御され、その破綻は様々な重症疾患を引き起こします。特にカルシウムはシグナル伝達にも関与する非常に重要なイオンです。本研究は、様々な自己免疫疾患モデルを用いて、自己免疫疾患の発症や重症化メカニズムをカルシウム調節機構の視点から解明し、新規治療法の開発に繋がる基盤技術の確立を目指します。