Home → 研究代表者・課題紹介(2010年度)

研究代表者・課題紹介

渋谷 彰 ヒト肥満細胞活性化制御技術の開発によるアレルギー疾患の克服
竹田 潔 自然免疫系を標的とした腸管免疫疾患の制御技術の開発

ヒト肥満細胞活性化制御技術の開発によるアレルギー疾患の克服

代表者氏名 渋谷 彰
所属 筑波大学 医学医療系 教授
URL http://www.immunologylab-tsukuba.org/
研究内容 アレルギーの多くは肥満細胞から放出される化学物質によって引き起こされます。我々はこれまでに、これらの化学物質の放出を抑制する免疫系受容体、アラジン-1およびメア-Iを同定しました。本研究ではヒト肥満細胞に発現する新たな抑制性免疫系受容体を探索し、アレルギー疾患発症機構におけるこれら受容体の役割を解明します。さらに、抑制性免疫系受容体を分子標的とした、花粉症や喘息などに対する革新的医薬品の開発を目指します。
ヒト肥満細胞活性化制御技術の開発によるアレルギー疾患の克服
プレスリリース 2014年3月1日 「JST news 3月号」に掲載されました。
2014年1月16日 「腸内細菌のバランスの乱れが、喘息を悪化させるメカニズムを解明」が公開されました。
2012年7月23日 「敗血症の発症に関与する免疫細胞膜たんぱく質を発見」が公開されました。
2011年7月4日 「自己免疫病の発症抑制に関わる分子の発見」が「Journal of Experimental Medicine」に掲載されました。
報告書 平成22年度年次報告  平成23年度年次報告 平成24年度年次報告
評価 中間評価結果

自然免疫系を標的とした腸管免疫疾患の制御技術の開発

代表者氏名 竹田 潔
所属 大阪大学 大学院 医学系研究科 教授
URL http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/ongene/index.html
研究内容 炎症性腸疾患をはじめとした免疫疾患の多くが、自然免疫系の異常により発症することが明らかになってきています。腸管の免疫系は、他の組織にはない特有のシステムを構築しており、自然免疫担当細胞も特有の細胞サブセットが存在し、腸管粘膜免疫系を制御しています。本研究では、自然免疫系による腸管粘膜免疫制御機構を明らかにして、その異常により発症する腸管免疫疾患の治療技術の開発を目指します。
自然免疫系を標的とした腸管免疫疾患の制御技術の開発
プレスリリース 2014年6月6日 「Science News 2014」に掲載されました。
2014年6月1日 「JST news 6月号」に掲載されました。
2014年4月10日 「無用の長物と考えられていた虫垂の免疫学的意義を解明~炎症性腸疾患の制御に繋がる新たな分子機構~」が公開されました。
2012年3月6日 「マウスの腸内で自然免疫細胞が炎症を抑える新たな仕組みを解明― 炎症性腸疾患の新規治療法開発に期待 ―」が公開されました。
報告書 平成22年度年次報告  平成23年度年次報告 平成24年度年次報告
評価 中間評価結果