注意事項
下記の事項は現在制限事項になっています。
- 一度に設定できる仮想ノードの数などに制限があります。(クラスタ管理コマンド・クラスタ管理デーモンで送受信する処理要求と処理結果のサイズは、32KB以下です。)
- クラスタ管理コマンドは並列実行に対応していません。
- クラスタ管理コマンドとクラスタ管理デーモンは root 権限で実行する必要があります。
- dtsadmin -L, -S において、dtsd が返却するメッセージサイズが約 32KB を超過する場合にコマンドが失敗します。自動構成機能も同じ理由で失敗します。
- dtsadmin がコマンドを1つ毎に処理しているため、dtsadmin -R の実行には時間がかかります。
- 負荷監視機能の監視対象になる外部インターフェースはひとつだけです。
- クラスタ管理 Web インターフェースの円グラフ更新時にメモリリークが発生します。これは使用しているライブラリの問題であるため、このライブラリを更新すると改善する可能性があります。
- dtsadmin -A, -a などで設定の変更に失敗したノードは、そのノードの全サーバ設定をリセットします。
- dtsadmin -A, -a などで設定の変更に失敗したノードは、利用者が dtsadmin -C などで一度設定をリセットするまでクラスタに参加しません。
- dtsadmin の実行時間は、dtsd の仲介がある場合に比べて dtsd がない環境で実行した場合は大きく遅くなります。
- dtsadmin -A において、サーバ設定のポート番号のサービス名による指定には対応していません。