dtsadmin

名前

dtsadmin – DTS クラスタ管理ツール

書式

dtsadmin -A <service-address>:<service-port>
-i <iface> -f on|off [-M <netmask>] -r <ri> [-s <ri-opt>] [<nodespec>[:...]]

dtsadmin -a <service-address>:<service-port> <nodespec>

dtsadmin -d <service-address>:<service-port> <nodespec>

dtsadmin -C

dtsadmin -R

dtsadmin -S

dtsadmin -L [-n] [-v] [-c]

dtsadmin -h|–help

説明

dtsadmin(8) は DTS クラスタの管理ツールです。このツールで以下のコマンドを実行できます。

  • サーバ設定を追加する。(-A)
  • サーバ設定に物理ノード、および仮想ノードを追加する。(-a)
  • サーバ設定から物理ノードまたは仮想ノードを削除する。(-d)
  • サーバ設定を一覧表示する。(-L)
  • サーバ設定を一括消去する。(-C)
  • サーバ設定を標準出力へ出力する。(-S)
  • 標準入力からサーバ設定の再構成を行う。(-R)

引数

-A <service-address>:<service-port> -i <iface> [-M <netmask>] -f on|off -r <ri> [-s <ri-opt>] [<nodespec>[:...]]

サーバ設定を DTS クラスタに追加します.

<service-address>
クラスタがサービスを提供する IPv4 アドレス(サービスアドレス)を指定します。
<service-port>
クラスタがサービスを提供する ポート番号を指定します。
-i <iface>
サービスアドレスを割り当てるネットワークインターフェースを指定します。
-M <netmask>
iface のネットマスクを指定します。このオプションは必須ではありません。
-f on|off
fakemac を有効にするかどうかを指定します。on の場合は有効になります。
-r <ri>
リクエストインスペクタを指定します。
-s <ri-opt>
リクエストインスペクタに渡すオプションを指定します。このオプションは必須ではありません。
[<node-spec>[:...]]

サーバ設定の初期ノード集合を指定します。このオプションは必須ではありません。 node-spec の書式は以下になります。

<Heartbeat-HostName>[/[<VirtualNode-ID>|<VirtualNode-ID>-<VirtualNode-ID>],....]

-a <service-address>:<service-port> <node-spec>

サーバ設定に物理ノード、及び仮想ノードを追加します。

<node-spec>
サーバ設定に追加する物理ノード、及び仮想のー度です。
-d <service-address>:<service-port> <node-spec>
サーバ設定から物理ノード、または仮想ノードを削除します。
-L [-c] [-n] [-v]

サーバ設定の一覧を表示します。

-c
仮想ノードのハッシュ値を表示します。
-n
停止しているノードも含めて表示します。
-v
より詳細な情報を表示します。
-C
すべてのサーバ設定を消去します。
-S
すべてのサーバ設定を標準出力に表示します。出力したサーバ設定は -R オプションで読み込むことができます。
-R
標準入力からサーバ設定を読み込み、そのサーバ設定でクラスタを再構成します。
-h | –help
ヘルプメッセージを表示します。

関連項目

dtsd(8)

Table Of Contents

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