最先鋭技術で探る運動皮質回路の時空間表現と光制御
研究概要
随意運動が脳皮質内の神経回路にどのように情報表現されているのかを解明することを目指します。そのために、階層横断的方法論を結集・融合させ、運動に関わる皮質細胞の活動・分布を単一細胞レベルで明らかにし、それらの活動を光制御することで情報の流れと情報量を明らかにします。これにより、神経回路動作の一般原理の解明が進むとともに、脳損傷からの回復過程の細胞基盤が与えられることが期待されます。
主たる共同研究者
- 礒村 宜和
- 玉川大学 脳科学研究所 教授
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プレス発表
- 平成26年6月2日
- 「運動学習は大脳皮質深部の神経細胞活動パターンとして記憶される~大脳皮質深部の神経活動を長期間にわたって記録することに世界で初めて成功~」(基礎生物学研究所およびJSTより共同発表)
- 平成25年1月23日
- 道具を使った随意運動中の大脳神経細胞の活動パターンが明らかに ―神経活動パターンからの行動予測にも成功―(基礎生物学研究所より発表)
評価
中間評価結果