シンポジウム 東京電力福島原子力発電所事故への科学者の役割と責任について

開催趣旨

東京電力福島原子力発電所の事故は未曾有の大事故であり、この事故への対応は、日本の将来に大きな影響を与えることになります。その対応において科学者が果たすべき役割は大きく、また、この問題に貢献することは科学者および科学者コミュニティの責任でもあります。事故への対応は長期間を要することになりますが、科学者が持つ知識や経験が分野・組織・世代・国を越えて課題の解決に向けて総合的に発揮できる仕組みを構築すること、科学者が市民や国、自治体などのニーズや期待に的確に応えていくこと、科学者が十分な情報を踏まえて対応できること――など、今後、科学者を含む関係者が一体となって持続的に取り組んで行くことが必須と考えます。
このような視点から、本シンポジウムを通して、この事故への対応についての科学者の役割と責任について議論を深めたいと考えています。

開催概要

開催日
平成23年11月26日(土)
時間
午前10時~午後5時
会場
日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
主催
日本学術会議、科学技術振興機構 研究開発戦略センター(CRDS)
後援(予定)
日本原子力学会、日本機械学会、日本化学会、土木学会、日本医学放射線学会、日本原子力研究開発機構
参加費
無料(日英同時通訳付)

※定員300名、事前登録制

告知リーフレット

告知リーフレット(PDF 1.9MB)