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スコープ&アジェンダ

スコープ

イノベーションは民間部門にとっても公的部門にとっても注目の的となっています。各国は独自のナショナル・イノベーション・エコシステムを確立し、大規模な国際競争においてより優位に立とうとしています。それに対して、グローバル・イノベーション・エコシステム(Global Innovation Ecosystem(GIES))は地球規模のシステムであり、持続可能な発展、気候変動、水や食料の不足、天然資源の枯渇、新興感染症、企業の競争力等、近年表面化している多くの地球規模の問題の解決を目的としています。GIESにおいては、イノベーション創出と地球規模の問題の解決のために、すべての国が役割を果たさなければなりません。このようなGIESのコンセプトやシステム、機能に関して、2006年9月以来2回の国際会議と継続的な会合を通じて、議論と検討を重ねてきました。

第3回目となる国際会議GIES2008では、GIESをどのように確立するのか、また地球規模の問題の解決のためGIESをどのように活用するのか、関心のある参加者とともにこれまでの議論をさらに深めます。GIESの構築は公的部門にとって重要なだけではなく、民間部門にとっても継続的な成長を維持するためには不可欠です。

本会議では国レベル、地域レベル、地球規模レベルのそれぞれにおける解決策を探索します。そして、国際社会および各国政府に対して、持続可能な地球の実現に向けて、競争と協調を通じてGIESを構築し地球規模の問題を解決するためにはどのような行動を取るべきか、提言することを目指します。

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アジェンダ

会期:2008年3月13日
オープン・シンポジウム

1日目は日本の産学官の代表者、海外の来賓講演者およびパネリストの参加を得て、公開のシンポジウムを開催します。協調と競争を両立する国際社会の将来像について、基調講演やパネルディスカッションを予定しています。

タイムテーブル

会期:2008年3月14日
クローズド・ワークショップ(招待者のみ)

2日目はGIESの確立と活用について、招待参加者とともにさらに議論を行います。パラレルセッションを設けて、以下の地球規模の問題を科学に基づいたイノベーション(science-based innovation)によって解決するためのシナリオを作成します。

  • 自然エネルギー資源の効率的活用による「クールアース50」の実現に向けたイノベーション
  • 多くの国々の持続可能な発展を維持するための省エネルギー技術の活用
  • 地球規模での水・食料不足の克服
  • イノベーション、生産性および競争の計測

最終セッションでは、国際協力によってGIESを構築し将来の地球規模の共通問題を解決するため、各国が取るべき行動について声明を発表します。

タイムテーブル

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これまでの議論の経緯

GIES2006

会期:2006年9月8日、9日
会場:国立京都国際会館

初の国際会議を開催し、GIESを提唱。
科学技術イノベーション、それを促進するイノベーション・エコシステムおよび持続可能な発展の実現のためのGIESについて議論。

GIES2007

シンポジウム:2007年6月29日
会場:経団連ホール
ワークショップ:2007年6月30日
会場:政策研究大学院大学

国際シンポジウムおよびワークショップを開催。
GIES2006を受けて、GIES構築を可能とする取組みや枠組みについて議論。特にワークショップでは、1) 情報・知識の活用、2) 人材育成、3) 東アジアでの国際協力、4) イノベーションの計測・評価 をテーマとして検討。

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