GIES Global Innovation Ecosystem

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シンポジウム

アウトライン

基調講演

「イノベーション推進に対する日本の取り組みと世界的な課題解決に向けた各国・地域の役割」

米国などで実行されているイノベーション政策や活動の状況、背景、課題などを説明。2007年時点で最新の状況、意味合いにフォーカスをあてる。それと対比した日本のイノベーション25の比較、分析と同時に、世界規模の課題―温暖化、エネルギー、環境、健康―などについて、各国・地域はどう解決しようとしているのかの問題提起を試みる。

特別講演

「日本のイノベーション政策の動向―社会的価値から経済活動への翻訳―」

日本学術会議イノベーション推進検討委員会報告「科学者コミュニティが描く未来の社会」、JST研究開発戦略センターが公表した戦略プロポーザルの内容等を中心に、日本におけるイノベーション政策の動向を紹介する。

パネルディスカッション

「イノベーション推進のためにとるべき行動とは-次世代の教育、“Openness”、民間の役割を中心に-」

各国のイノベーション推進活動において中核をなしている次世代の人材育成、リスクの高いイノベーションに対する資金提供、世界レベルの課題に対する解決のアプローチに絞って、実際の活動から課題、解決案を議論し、具体的な提言にまとめる。

  1. 広い視野から課題を捉え、常に世界を展望して解決案を考えるためのオープン・システムの実現
  2. 新しい、リスクのある課題に挑戦する人材の発見と開発
  3. 桁外れの経済的・社会的価値をもたらす可能性のあるプロジェクトや組織に資金を提供するシステムの設計

目的と期待成果

  1. 世界のイノベーションの流れから見た日本の相対的な現状と実際の活動を明確にし、一般(特にイノベーションの影響を最も受け、イノベーションの先駆となることを期待される若い世代、ビジネスマン)に、イノベーションとは、イノベーションの影響、推進活動の鍵を広く知らせる。
  2. 最近実感となってきた、従来とは異なるレベルの気候変化、水の供給、瞬時に世界をめぐる疾病の脅威など、世界レベルの課題の緊急性を示し、日本をはじめとする先進国の技術を、いかにして、こうした課題の解決に応用していくか、急速に成長するアジア諸国への技術やインフラのトランスファーをいかに行うかについて、その尖兵となるビジネスマンに問題を提起する。
  3. 企業の利益だけでなく、社会インフラ、生活の質の向上のために不可欠なイノベーションにつきもののリスクにチャレンジする人材、常に世界を視野にいれた問題の捉え方、解決方法の検討、こうした動きを継続的に支援する資金の方法などについて、具体的な方策案を多数実例から示す。

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