学術フォーラム「社会の中の、社会のための科学技術イノベーションの推進」 総合科学技術会議 日本学術会議 科学技術振興機構

開催趣旨

日本の再生のために、科学技術の最高助言機関である総合科学技術会議と日本学術会議の役割と責任は非常に重い。日本学術会議は今年1月に「科学者の行動規範」を大きく改定し、総合科学技術会議は6月に「科学技術イノベーション総合戦略」を策定した。近年、世界的に科学技術政策は科学技術イノベーション政策へ変容し、同時に政策形成における科学技術の助言の質の向上、健全性の維持について、真剣な議論が進められている。

日本学術会議と総合科学技術会議は、これらの声明や決定を政策レベルだけでなく研究現場において行動として具体化していくとともに、今後の我が国の発展のために科学技術のサイドから、中長期的な視点に立ってどのようなことを考えているのか、また、シンクタンク機能の強化が求められているなかで、どのように具体化していくかという点を明らかにすることが求められている。

この認識の下、このフォーラムでは、それぞれの役割を改めて確認し、科学技術と政策、そして社会と繋ぐ方策について議論を深める。また、関連する人材の育成、学術の振興、国際競争力等の視点についても研究・技術開発の現場からの意見を踏まえて議論を深めることを狙いとする。

開催概要

日時
平成25年8月7日(水)14:00~17:15(受付13:30より)
会場
日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
主催
総合科学技術会議、日本学術会議、科学技術振興機構 研究開発戦略センター
参加費
無料

※定員300名、事前登録制

開催案内リーフレットはこちら(PDF:901KB)