2016年10月
(ワークショップ報告書)俯瞰ワークショップ報告書 ナノテクノロジー・材料分野 領域別分科会 「ナノエレクトロニクス」 - ポストムーアに向けた技術展望 -/CRDS-FY2016-WR-05
エグゼクティブサマリー

 本報告書は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)が平成28 年3 月4 日に開催した『俯瞰ワークショップ ナノテクノロジー・材料分野 領域別分科会「ナノエレクトロニクス」-ポストムーアに向けた技術展望-』に関するものである。

 本ワークショップの趣旨は、ポストムーアに向けた次世代ナノエレクトロニクス領域の研究開発について現状の俯瞰を行い、重要課題を抽出することであり、ワークショップではそれらを基に、国として投資すべき領域、推進方法などの議論を通じて、将来の展望、社会課題解決への方策などについて検討した。ワークショップ前半のセッションではIoT時代の新たなデバイス技術の展開と題して、IoT、IoE、データセントリック、ディープラーニング、人工知能(AI)、脳型コンピュータ、意味理解、群知能、エマージングアーキテクチャなどにフォーカスして議論を行った。後半のセッションでは、最近進展が著しい量子コンピューティング技術に焦点を当て、量子ドット、量子計算、量子情報、量子アニーリング、量子シミュレーションなどを議論した。最後に総合討論を行い、基礎研究として推進すべきテーマ、社会的・産業的意義、日本の強み、今研究を始める必要性などを検討した。

 これらの議論の結果は、CRDSでさらに検討を加えて、2016年度末に発行を予定している「研究開発の俯瞰報告書 ナノテクノロジー・材料分野(2017年)」に反映させるとともに、今後国として重点的に推進すべき研究領域、具体的な研究開発課題の検討に活用していく予定である。

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