2013年2月
(ワークショップ報告書)科学技術未来戦略ワークショップ「超長期保存メモリ・システムの開発」/CRDS-FY2012-WR-07
エグゼクティブサマリー

本報告書は、(独)科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)が平成24 年 11 月 16 日に開催した科学技術未来戦略ワークショップ(WS)「超長期保存メモリ・システムの開発」に関するものである。
現在のデジタル情報社会を支えている電子技術開発は、情報の処理を行う技術の開発に集中している。その一方で社会の連続性、永続性を担保するために必要な記憶の保存・保管を行う技術の必要性に対する認識は不十分である。その結果、処理系の技術と保存・保管系の技術の間に大きなギャップが生じており、文化、科学情報など短期に経済的価値を生むことが期待できない情報の継承が危ぶまれている。現在の高度電子情報社会の更なる持続的発展を保障するためにはこのギャップを埋めることが重要である。本ワークショップは、現在あるいは将来の処理系の技術に見合った保存・保管系の技術とは何なのか、さらにその開発を促進するための議論を行い、共通認識を醸成することによって有効な研究開発戦略策定の一環となることを目指して開催した。

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