2005年9月
(ワークショップ報告書)ナノテクノロジー・材料分野トップ有職者会合 報告書/CRDS-FY2005-WR-09
エグゼクティブサマリー

 ナノテクノロジーの研究・開発の気運が世界的に高揚している中、我が国においては、第2期科学技術基本計画(2001年-2005年)の重点分野の一つとしてナノテクノロジー・材料分野に戦略的に研究開発投資を行ってきた。2005年に入り、ナノテクノロジー・材料分野は国際的に一つの転換期を迎えている。事実、米国の国家ナノテクノロジー戦略(NNI)は、2001年の開始から今年で5 年が経過し、PCAST(大統領科学技術顧問会議)によるこれまでの評価が実施され、また同時に今後の5年間の計画が立てられつつある。我が国においては、平成13年に始まった第2期科学技術基本計画が本年度で終了し、平成18年度(2006年度)からの第3期科学技術基本計画策定に向けての準備が進んでいる。一方、JSTにおいても、平成14年度(2002年度)に始まったナノテクノロジー分野別バーチャルラボが、平成19年度(2007年度)に全研究課題の終了を迎える。本ワークショップは、この様ないわば「ナノテクノロジー・材料分野」の潮目を前に、我が国のトップ有識者が一同に会し、我が国のナノテクノロジー・材料戦略の現在、あるいは来し方行く末を大所高所の視点から議論する場を提供して、今後の進むべき方向について中長期のビジョンを得ることを狙ったものである。そのため、今後我が国が重点的に取り組むべき重要領域・課題について、各参加者に提言をお願いし、かつ、それらを効率的・加速度的に推進するための重要施策についても具体的に提案して頂いた。

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