科学オリンピックだより 2010 vol.6

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「科学オリンピックだよりvol.4」
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2010年夏、東京で国際化学オリンピックが開催されます。
日本科学オリンピック推進委員会
生物学オリンピック閉会式終了後、生物学オリンピックの井村裕夫委員長から化学オリンピックの本間敬之委員へ、国際科学オリンピックの引継ぎ式が行われました。井村委員長は「若者の情熱に火をつけ、日本の科学教育がいっそう進むことを期待しています」とエールを送り、本間委員は「生物学オリンピックの成功を見習い、生かしていきたい」と抱負を語りました。  第42回国際化学オリンピックは、東京で2010年7月19日から28日まで開催されます。日本代表候補の選出は大詰めを迎え、筆記試験の一次選考と合宿形式の二次選考を経て、3,078名の受験者から約20名が次のステージへと進む予定です。今後さらに強化合宿や最終試験を行い日本代表の4名を決定し、世界へと挑みます。
 
国際オリンピックにチャレンジしよう!
国際科学オリンピックに出場するためには科目ごとに行われる国内予選にチャレンジし、好成績を挙げることが必要です。 科学に興味のある生徒たちの挑戦を、ぜひ応援してください。
教科・
科目
 
日本数学
オリンピック

"募集中"

国際数学
オリンピック
(IMO)

全国高校化学
グランプリ

 

国際化学
オリンピック
(IChO)

全国生物学
コンテスト

「生物チャレンジ」

国際生物学
オリンピック
(IBO)

全国物理
コンテスト

「物理チャレンジ」

国際物理
オリンピック
(IPhO)

日本情報
オリンピック

"募集中"

国際情報
オリンピック
(IOI)

応募
概要
応募
期間
2009年5月1日〜
10月31日
2010年5月〜
6月(予定)
2010年4月〜
5月(予定)
2010年4月
(予定)
2009年9月1日〜
12月11日
応募
方法
郵便
振替
郵送・
ウェブサイト
郵送 郵送 ウェブ
サイト
参加賞

5,000円
(学校一括申込

割引制度あり)

無料 無料 無料 無料
1回目の
試験方法
試験日 2010年1月11日 2010年7月19日
(予定)
2010年7月(予定) 2010年6月(予定) 2009年12月13日
会場 全国約60カ所 全国約50カ所 全国約70カ所 全国約70カ所 ウェブ上にて
オンラインで実施
選抜
方法
単答式筆記試験にて本選に進む約100名を選抜 二次選考に進む約80名を選抜 筆記試験(マークシート)にて第二次試験に進む約80名を選抜 理論問題(筆記試験)と実験課題レポートにより第2チャレンジに進む約100名を選抜 PCを使った実技試験で本選に進む約50名を選抜
詳細
情報
HP http://www.imojp.org http://gp.csj.jp http://www.jbo-info.jp http://www.phys-challenge.jp http://www.ioi-jp.org
※数学では中学3年以下を対象とした「日本ジュニア数学オリンピック」も開催しています。
日本地学オリンピックの参加者を募集しています。
第2回日本地学オリンピックに参加する、高校生と中学3年生を募集します。この大会は2010年9月にインドネシアで開催予定の、第4回国際地学オリンピックの日本代表選手の選考を兼ねており、予選と本選の2回の試験を実施します。
 日本中の地学が好きな仲間と真剣に知力を競い合うとともに、親睦を深めることもできる絶好の機会です。地学に情熱を注ぐ生徒の挑戦をお待ちしております。
募集期間:2009年10月1日〜11月30日
予選(一次選抜):2009年12月20日(高校3年生も参加可能)
本選(二次選抜):2010年3月24日〜26日(茨城県つくば市にて実施)
※地学オリンピックの詳しい情報はホームページhttp://www.chigakun.sakura.ne.jpでご確認ください。
科学オリンピックNews
教科別メダル獲得数
 国際科学オリンピックはスポーツのオリンピックと異なり、成績優秀者の上位10%に金メダル、次の20%に銀メダル、次の30%に銅メダルが授与されます(教科により異なる場合があります)。  2009年の国際科学オリンピックでは、日本で開催された生物学オリンピックで幸先よく日本代表の全選手がメダルを獲得しました。続く物理・数学・化学・情報のすべてのオリンピックでも全員がメダルを手にし、さらに全教科で金メダリストを輩出するという快挙を達成。  なかでも数学オリンピックは6人中5人が金メダルを獲得し、国・地域別順位で2位という輝かしい成績を収めました。  理数教育への期待が高まっている昨今、年々国内予選の参加者数を増やし、指導やサポートにも力を注いでいる日本の科学オリンピックへの取り組みは、将来への大きな希望となるでしょう。