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若手の活躍促進

概要

イノベーションプラットフォームの持続的な発展のためには、COIプログラムによる支援終了後も引き続き活動を担う人材の育成が欠かせません。COIプログラムでは、構造化チームの活動を中心に、COI2021会議、COI若手連携研究ファンドなどの取り組みを行い、若手人材の活躍促進に取り組んでいます。

若手部会

COI拠点の若手人材が参画し、若手の活動を若手自身によって検討・企画する“場”です。
COI2021会議のあり方の検討や、COI若手連携研究ファンドに必要な若手促進要素の洗い出しを行ってきました。

COI2021会議

COI2021会議は、未来を切り拓く若手人材による共創の場です。プログラム終了後の核となりうる人材の育成、研究テーマの発掘、事業化アイデアの創出を目指します。

(主な目的)

  • ①未来社会の創造を目指し、社会インパクトのある事業・研究提案の発掘
  • ②人材育成、プロデューサーの発掘・育成
  • ③ハイリスク・ハイインパクトのテーマ創造

関連する制度

COIプログラムでは、若手部会やCOI2021会議等で得られたアイデアを取り込みながら、新たに制度を策定しています。
これらの制度によって、若手人材の自由な研究及びキャリア形成に資する活動を推進し、イノベーションプラットフォームの活動を担う人材の育成を促進します。

COI20.0

COI20.0は、第2回COI2021会議による若手チームの提案から生まれた制度です。 この制度は、COIプログラム委託研究開発費雇用の若手人材(ポスドク等の研究者やリサーチ・アドミニストレーター等の研究開発マネジメントを担う人材等)が、人件費の対象となっているエフォート(従事率)のうち20%について、若手人材自身の発意に基づき、将来のイノベーション創出に資する活動を自由に行うことを可能とする制度です。

若手研究者による外部資金獲得の促進

イノベーションプラットフォームの活動を担う若手研究者による外部資金の獲得を促進しています。
若手研究者等が、外部資金を獲得した場合で、当該外部資金による研究開発の内容が、COI拠点の目標達成に資する研究開発である場合には、若手研究者等の人件費の支出は継続することが可能です。

COI若手連携研究ファンド

社会実装に向けた研究開発を加速するため、若手研究者を対象としてビジョン横断的又は拠点横断的な研究開発連携(連携研究)の活性化を図ります。
従来の枠に納まらない斬新で柔軟な発想や、これまでの常識を越える発想、異分野・異業種・他機関との対話等を実行する行動力を有する若手研究者が、研究企画から主体となって連携研究を行う支援制度として「COI若手連携研究ファンド」をCOIプログラム内にて実施しています。
平成30年度から新たに、AI/IoT等Society5.0関連分野(デジタル分野)との連携・活用に特化した新たな支援メニュー「COI若手連携研究ファンド デジタル分野・連携研究」を開始しました。

支援内容

2拠点以上又は拠点外研究機関の連携研究テーマ※であり、連携研究テーマを構成する研究課題を担当する若手研究者による研究チームからの提案を募集・選定し、若手研究チームによる連携研究を推進します。
※「COI若手連携研究ファンド デジタル分野・連携研究」は若手研究者単独でも提案可。また海外機関(大学・企業等)との連携が必須。

若手人材による自発的活動の推進

若手人材が企画する自発的活動(若手合宿、アクセラレータプログラム、COI若手学会など)を支援しています。


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