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知的財産審査委員会への参加

Table of Contents

審査委員会はPCT出願又は指定国移行期限の2ヶ月前を目処に設定されます。申請から2ヶ月後を目処に委員会日が決定され、電子公募システム上に通知されます。案件を担当するJST特許主任調査員(以下、JST担当調査員)からも通知します。

大学等(発明者や知財のご担当者等)側から発明の内容や実用化に向けた構想について、知的財産審査委員会にてご説明いただくことにより、大学における外国出願や技術移転への狙いを審議により直接に反映することが可能となります。また、知的財産審査委員会への参加を通じて、権利化やライセンス活動に参考となる委員会からのコメント等を、今後の知財マネジメントに役立てていただくことも本取組の狙いです。

JST担当調査員は引き続き、申請後の発明者インタビュー、特許調査、資料準備段階からのサポート、知的財産審査委員会参加を行います。

参加方法は下記に詳しくご案内します。Web会議システム(無償)がご利用できますので、ぜひご活用ください。

■ 参加登録

JST担当調査員から審査委員会開催日が通知されましたら、開催日の5〜6週間前までに電子公募システムから、ご登録ください。(詳細は電子公募システムの入力マニュアルをご確認ください)
あらかじめ都合がつかない時間を記入いただきますが、調整の結果、必ずしもご要望に沿うことができない場合があることご承知おきください。

登録フォーム

JST電子公募システムにログインし、委員会参加用申請書一覧から参加登録を実施ください。
JST電子公募システム:https://u-pas.jst.go.jp/app/mng/login/init
※電子公募システム入力マニュアルは上記ログイン画面のヘルプから入手してください。

登録期限

委員会日の5〜6週間前までにお申し込みください。連休等の関係で最大1週間程度早まる場合がありますので、JST担当調査員にご確認ください。

参加者

  1. 申請機関からの参加者
    申請担当者、知財担当者、技術移転担当者、発明者
  2. その他からの参加者
    本願の技術移転活動を担っている者
    本願の共同出願人である大学等に所属する知財担当者、技術移転担当者、発明者
    大学等及び公共的機関に所属する当該発明の共同発明者
本願の共同出願人である公共的機関または民間企業、技術移転先企業、弁理士事務所等、申請機関外の方は参加できません。

■ 資料の準備

  • 申請機関は審査委員会の審議資料を作成し、JST担当調査員へご提出ください。
    ※ 審議資料の提出期限については、JST担当調査員と個別にご調整ください。
  • 審議資料は、発明の概要、特徴、特許性(請求項・出願明細の概要、先行技術との比較等)、有用性(技術移転の状況、市場規模、先行技術に対する比較優位性、技術・製品輸出の可能性等)、その他の追加情報を含めてください。
  • 審議資料は、PowerPoint形式で、20〜30ページを目安にご作成ください。JST担当調査員が、資料の構成や発明のポイントの絞り込み等についてサポートします。
    ※ 審議資料の作成にあたりJST担当者が独自に入手し提供したデータについては、著作物保護の観点により本審査以外の目的に使用することはできません(二次利用はお控えください)
  • 発表資料作成のポイント発表資料作成のポイントV2.pdf (171KB)

■ 審議の流れ

  • 知的財産審査委員会の委員は、発表資料を事前に査読した上で審査に臨みますので、論点を押さえた簡潔な説明をお願いします。
  • 申請機関より要望があった場合には、JST担当調査員が主に説明を担当し質疑応答は申請機関が行う、などの役割分担による参加も可能です。
申請課題についての説明(7分)※ 発明についての説明 発明の内容について、特許化の観点から簡潔にご説明ください。
先行技術や競合技術に対する優位性、必要に応じて補正案についてご説明ください。
実用化に向けた展開について 想定される製品や市場、それに向けた検討や研究の進展等、
技術移転の計画や進捗等、準備状況も含めてご説明ください。
質疑応答(13分)※ 審査委員からの発明の特許性、有用性等についての質問にお答えください。
質疑応答で得られた知見は、権利化やライセンス活動にもお役立てください。
採否審議 申請機関がWeb会議システムをご退室後、採否決定の審議を行います。
(※)申請機関側でご説明される場合は、申請課題についての説明10分、質疑応答10分とします。
時間配分は今後見直す可能性があります。

■ オンライン参加

まずは接続テストだけでも歓迎しますので、お気軽にお問合せください。

  • Web会議システム(無償)
    • システム名:「V-CUBE ミーティング 5」(株式会社ブイキューブ)
    • パソコン、Webカメラおよびマイク(またはヘッドセット)は申請機関でご用意ください。
  • 申請機関以外の拠点からの参加も可能ですが、自宅や外出先からの接続は情報漏洩のリスクがあります。セキュリティが高い通信回線を使用し、個室や会議室等の独立した場所から接続する等、申請機関において適切な対策を講じてください。申請機関以外から接続する場合は、事前にJSTまでご連絡ください。
  • 初めて接続を行う等の場合は事前接続テストを行います。2回目以降の場合は、審査委員会当日の午前中に簡易な接続テストを行います。なお、Web会議システムの普及に伴い、参加回数が十分と認められる申請機関については当日午前中の接続テストを任意とします。
  • 通信状態に不具合がある場合は、電話での審議に切り換えることがあります。
    Web会議システム手順書Web会議システム手順書V7.pdf (1,69MB)
 

お問い合わせ先

【知的財産審査委員会への参加についてのお問い合わせ先】
〒102-8666 東京都千代田区四番町5−3 サイエンスプラザ
国立研究開発法人科学技術振興機構
知的財産マネジメント推進部 大学知財支援グループ 知的財産審査委員会事務局(Web会議担当)
TEL:03-5214-8413 FAX:03-5214-8476 E-mail: ※お問い合わせの内容によっては、回答に時間を要する場合があります。