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実用技術化プロジェクト

新規材料および新機構による熱利用技術

領域概要


運営総括:
谷口 研二 / 大阪大学 特任教授

 本プロジェクトでは、熱に関する各種の技術によって温室効果ガス排出を削減します。未利用熱の活用技術、高効率の熱の発生技術だけでなく、これらを効果的に行うための蓄熱技術、断熱技術、熱交換技術などの基礎技術の開発を行います。未利用熱の活用ではとくに、量が多く、活用と抑制が難しい低温の熱を対象とします。
 熱利用では、100℃以下の廃熱を利用する高効率の蒸気機関、300℃以下の廃熱を利用する熱音響機関などの開発を行います。後者では発電だけでなく冷凍機への応用も検討します。
 また、温室効果ガスを用いないで高効率の発熱および吸熱が可能な磁気ヒートポンプなどの開発を行います。


H25

カルノー効率の60%に達する廃熱回生熱音響システム

長谷川 真也 (東海大学 工学部 准教授)

カルノー効率の60%に達する廃熱回生熱音響システム 概要図

 工場や車両では熱エネルギーの60%以上が廃熱として捨てられています。更に通常、工場内の排熱は複数個所に分散して存在しており、回収することが困難です。これらの分散し捨てられている熱を「熱音響機関」を用いて回収し、再利用するための研究を行っています。

H24

熱源の温度変化に対応したトリラテラルサイクル蒸気機関の開発

鹿園 直毅 (東京大学 生産技術研究所 教授)

熱源の温度変化に対応したトリラテラルサイクル蒸気機関の開発 概要図

 トリラテラルサイクルは、排気や温排水等の排熱や地熱等から仕事を最大限回収するための技術です。トリラテラルサイクルを実現するためには、高効率で信頼性の高い気液二相膨張機が必要です。本開発では、新規な構成の低振動レシプロ膨張機を開発することでその実現を目指しています。そして、熱源の流量や温度の変動にも対応できるサイクル運転制御方法を確立します。

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