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実用技術化プロジェクト

光マネジメントによるCO2低減技術

領域概要


運営総括(PO):
谷口 研二 / 大阪大学 特任教授

 温室効果ガス排出削減目標を見据えて、ロス低減の余地が大きい光学技術を対象として消費電力を低減に注力します。ディスプレイおよび照明では、不要な方向への光を抑制して明るさを向上させ、消費電力を低減します。LEDでは材料および構造を最適化してロスを低減し、効率を向上させます。照明用だけでなく、深紫外LEDなどの殺菌灯応用も対象とします。太陽光利用では、太陽電池の材料、構造を最適化してエネルギー変換効率を向上させます。具体的にはペロブスカイト太陽電池やタンデム構造などの新規技術に注力します。また、太陽光をレーザー光に変換することにより、受光場所と発電場所の分離を可能にして新たなCO2低減につなげます。

100inch 空間結像アイリス面型・超低消費電力ディスプレイ
100インチ異方性拡散フィルムと反射型フレネルレンズにより、横方向±30°、縦方向±15°の視域を確保し、高コントラスト、高輝度1170cd/m2を300Wで実現できました。この技術を活かし、大画面裸眼立体ディスプレイの研究も行っています。
川上 徹 / 東北大学

100inch 空間結像アイリス面型・超低消費電力ディスプレイ
画面サイズ100inch,画面輝度1170cd/m2,電力300W→液晶ディスプレイの1/13の電力


2012

空間結像アイリス面型・超低消費電力ディスプレイ

川上 徹 (東北大学 大学院工学研究科 産学官連携研究員)

 従来のディスプレイは、ディスプレイ表示面からあらゆる方向に光を拡散し表示しています。しかし実際に利用される光は目の瞳孔に入る光のみであり、ほとんどの光は無駄になっています。そこで、目の近傍と、人の存在確率の高い横方向のみに光を集光し、光利用効率を高め、低消費電力を実現するのが、本方式ディスプレイです。

空間結像アイリス面型・超低消費電力ディスプレイ 概要図

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