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耐熱材料・鉄鋼リサイクル高性能材料

領域概要


運営総括:
花田 修治/本多記念会 理事長

 低炭素化社会の実現へ向けて、エネルギーを高効率で利用する技術・システムの開発は不可欠であり、とりわけ温室効果ガス排出量の多い発電・金属工業・運輸の産業分野からの排出量削減は喫緊の課題です。発電用蒸気・ガスタービン、航空機用ジェットエンジン等に使用されている耐熱材料を極限的に高性能化することにより可能となるエネルギーの高効率化を通して温室効果ガス排出量を大幅に削減するために、高温強度、室温靭性、耐酸化性、長寿命性等の特性を飛躍的に向上させた耐熱材料の開発およびその製造技術の確立や革新的な耐熱コーティング技術の確立を目指す課題を対象としています。

 また、リサイクルにかかるエネルギー消費量の大幅削減を目指す、リサイクル材・劣質素材を原料とした高比強度・高性能材の製造技術の確立や高価なレアメタル等の合金添加量を減らしながら高強度等の高性能化を実現する組織制御技術の創成も対象としています。

 さらに、輸送機器の軽量化によるエネルギー消費の大幅な削減を可能とする材料の軽量化・高強度化のための革新的な金属材料やセラミックス材料の開発・設計・製造技術開発を目指す課題も対象としています。


H26

耐火金属基BCC高濃度固溶体をベースとした超耐熱材料創成

三浦 誠司 (北海道大学 大学院工学研究院 教授)

CO2ガス排出量の削減を目的として、LNG火力発電のさらなる高効率化のために、耐火金属基合金の開発を目指します。①強度増加、②靭性改善、③耐酸化性向上、のために、「化合物による強化」、「組織制御による靭性改善」を活かしながら、幾つものBCC金属を混合して新たな物質群「耐火金属基BCC高濃度固溶体」を基礎とし、組み合わせられる化合物を明らかにして、耐熱合金の基礎を確立します。

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