π共役系高分子の高効率合成のための高性能直接的アリール化触媒の開発

研究代表者

小澤 文幸 (京都大学 化学研究所 教授)

研究課題の概要

太陽エネルギーの利用拡大をめざして軽量でしなやかな有機薄膜太陽電池の開発が進められています。本研究では、その開発に必要なドナー・アクセプター型交互共重合体を簡便に合成するための新触媒を開発しています。

具体的には、パラジウム触媒を用いるアリールハロゲン化物とヘテロ芳香族化合物との脱ハロゲン化水素型クロスカップリング(直接的アリール化反応)を高分子合成に応用する取り組みを行っています。直接的アリール化反応は、有機金属反応剤を必要としない簡便で原子効率に優れたクロスカップリング反応ですが、従来の触媒には高極性溶媒が必要であるという欠点があり、ドナー・アクセプター型交互共重合体の合成はできませんでした。我々は、独自の触媒設計概念を用いてこの問題の解決を図っています。

 

<研究の概要図>

ozawa2014

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