機能性遷移金属錯体の創製に基づくエチレン及びアセチレンと二酸化炭素からのアクリル酸合成法の開拓

研究代表者

岩澤 伸治 (東京工業大学 大学院理工学研究科 教授)

研究課題の概要

炭素−炭素結合生成を伴う触媒的な二酸化炭素固定化反応を、機能性遷移金属錯体の創製を基盤としてさまざまなアプローチを検討し、エチレンやアセチレンから、工業製品として重要性の高いアクリル酸の高効率的合成法の実現を目指します。

ロジウム錯体を触媒とし、化学量論量のアルミニウム反応剤を組み合わせ用いることにより、1気圧の二酸化炭素雰囲気下、配向性官能基を持つアレーン及びアルケンの炭素−水素結合を直接カルボキシル化する反応の開発を行いました。さらに最近、単純芳香族化合物の直接カルボキシル化の開発にも成功しました。また、パラジウム錯体を触媒とする、o-アルケニルフェノールのアルケニル炭素−水素結合の直接カルボキシル化によるクマリン誘導体の合成法の開発にも成功しています。さらに独自に設計・合成したPGeP-ピンサー型パラジウム錯体を用いることにより、アルケンのヒドロカルボキシル化反応が進行することを見出しています。

<研究の概要図>

iwasawa2014

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