メソポーラス有機シリカを利用した生体模倣触媒に関する研究

研究代表者

稲垣 伸二 ((株)豊田中央研究所 稲垣特別研究室 室長・シニアフェロー)

共同研究者

原 賢二 (東京工科大学 工学部応用化学科 教授)

研究課題の概要

CO2, H2O, N2などの身近に豊富に存在する小分子を燃料・資源に変換する触媒技術の構築を目的に、生体(酵素、光合成)の高度な機能のエッセンスを、ナノ空間材料を利用して模倣します。

ナノ空間材料(PMO)の細孔壁内に金属配位子(ビピリジン)を導入し、細孔表面に金属錯体(イリジウム錯体)を直接形成することに成功しました。この新しい固定化金属錯体は、ベンゼンの直接C-Hホウ素化反応に対し、均一触媒と同等の初期活性を示しました。更に、触媒の回収・再利用が可能となり、触媒の耐久性の向上も確認されました。一方、従来のシリカゲルに固定した金属錯体は、均一触媒の1/2以下の活性しか示さず、回収後もほとんど活性を示しませんでした。今後は、ナノ空間材料を利用して、小分子の変換を可能とする高活性な金属触媒の形成を試みます。

 

<研究の概要図>

inagaki2014

                   

プログラム

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