革新的低環境負荷型分子変換反応めざした新規方法論の創成

研究代表者

茶谷 直人 (大阪大学 大学院工学研究科 教授)

研究課題の概要

有機化合物にもっとも多く存在する炭素-水素結合の活性化を経る官能基化反応は、低環境負荷型反応の一つであり、もっとも理想的な物質変換反応の一つです。本研究課題では、図に示した反応機構を指針に、2座配向基によるキレーションを利用した新しい炭素-水素結合変換反応を開発します。

キノリン座配向基を利用することで新しい型式の炭素-水素結合変換反応を見いだすことができた。われわれが見いだした反応は、用いる触媒やカップリング剤の種類により3つの炭素-水素切断過程を含む反応機構で進行することがわかった。特に、ニッケルは触媒として有効であり、アリール化、アリル化、ベンジル化、アルキル化、メチル化を達成することができた。しかし、これらの反応では、ハロゲン化物が求電子的カップリング剤として必要である。最近、炭素-水素結合/ベンジル炭素-水素結合の酸化的カップリングが進行することを見いだした。

<研究の概要図>

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