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大学発ベンチャー表彰2014 受賞者一覧

文部科学大臣賞

企業名
 プロメテック・ソフトウェア株式会社
代表者氏名
藤澤 智光(代表取締役社長)
支援大学
東京大学大学院工学系研究科 教授 越塚誠一
支援企業
株式会社構造計画研究所 代表取締役CEO 服部正太
事業内容
粒子法CAEソフトウェアParticleworksの開発・販売、流体解析コンサルティング
会社概要
プロメテック・ソフトウェアは、東京大学発ベンチャーとして2004年に設立。世界に通用する『グローバルソフトウェア企業』となることを目指している。革新的CAEソフトウェア「Particleworks」をはじめとする粒子法シミュレーション技術は、高付加価値なものづくりを追求する製造業分野を中心に、安心・安全が求められる社会基盤分野、高度化が進む医療分野などにおいてその技術革新に貢献している。
大学による支援内容
越塚教授が開発した粒子法(MPS法)はプロメテックの技術的基盤となっている。
また、越塚研究室協力のもと、プロメテック・ソフトウェア主催で産業界の技術者を対象とした「粒子法スクール」を開校。産学連携で知の交流の場を提供している。
企業による支援内容
構造計画研究所は大学・研究機関と実業界の橋渡し役を担うという経営理念を持っており、2012年、プロメテックと資本・業務提携契約を締結した。両社で「知の循環」を図り、海外市場への展開や、新規事業の育成など、戦略的な取り組みを強化している。
受賞理由
粒子法を用い、今まで不可能であった流体の自由表面のシミュレーションを可能にした新規性、独創性を高く評価した。適用範囲の広い技術であり、明確な長期ビジョンの下、海外企業との戦略的提携も図っており、今後グローバル企業として大きく成長することを期待する。

科学技術振興機構理事長賞

企業名
 株式会社ブルックマンテクノロジ
代表者氏名
青山 聡(代表取締役)
支援大学
静岡大学電子工学研究所 川人祥二
事業内容
CMOSイメージセンサの開発・販売、及び設計受託
会社概要
株式会社ブルックマンテクノロジは、静岡大学電子工学研究所 川人祥二教授(当社代表取締役会長 CTO)の技術シーズをベースとして、CMOSイメージセンサの設計・開発および販売、ならびにAD変換器を中心としたアナログ回路設計に特化したベンチャー企業です。当社の経営理念は「誰もできないこと、誰もやらなかったこと」への挑戦で、独自技術により課題を達成している技術集団です。
大学による支援内容
静岡大学保有特許の許諾を受けている他、川人教授研究室と共同研究契約を締結し、CMOSイメージセンサの技術開発に寄与して頂いております。
受賞理由
画素技術とアナログ回路設計において独創性の高い技術を持つ。この高い技術を活かし、カスタムセンサ開発、超高感度ならびに超高速度汎用センサ開発・販売、民生品市場への技術ライセンス供与という3つの事業をうまく組み合わせて推進しており、今後一層の成長を期待する。

日本ベンチャー学会会長賞

企業名
 株式会社キュービクス
代表者氏名
丹野  博(代表取締役社長)
支援大学
金沢大学大学院医学系研究科 金子周一
事業内容
血液を使った遺伝子発現解析を基盤とする「消化器がんマイクロアレイ血液検査」
会社概要
2004年金沢大学発の医療系ベンチャー企業として起業。金沢大学消化器内科の有する遺伝子発現解析のノウハウを有効に利用し、新たな研究テーマとその成果を生かした事業化を目標に取り組んできた。最初の事業は血液細胞ががんに反応するところを遺伝子レベルでつきとめたことを基盤とする消化器がんマイクロアレイ血液検査である。本事業は全国160以上の医療機関で延べ約3,500名が受診し、6名のがんを早期発見できた。
大学による支援内容
臨床研究における大学とその関連病院の消化器内科専門医を組織化していただき、多施設共同研究の実施、遺伝子研究倫理委員会への申請、患者への同意取得と血液採取。また遺伝子発現解析結果の検討と医学的指導。臨床研究成果の知財出願と英文誌への発表。
受賞理由
がん患者の血液中に生じる特異的な遺伝子(RNA)の検出による消化器系のがんの早期発見を実用化しつつある。薬事承認を得て、技術的優位を保ち続けることができれば、日本のみならず世界の医療に貢献できる社会的意義の高い事業であり、成長を期待する。

大学発ベンチャー表彰特別賞

企業名
 株式会社アーマリン近大
代表者氏名
逵 浩康(代表取締役)
支援大学
近畿大学水産研究所 所長 宮下盛
事業内容
クロマグロ、マダイ、シマアジなどの養殖用種苗と20種以上の成魚、加工品の販売および養殖魚専門料理店の経営。
会社概要
当社は、近畿大学水産研究所の66年にわたる研究の成果を広く社会に提供し、そのニーズに応えながらさらなる技術開発につなげることで、安全・安心で豊かな食生活の営みに貢献することを目指しています。当社の販売する養殖用種苗(稚魚)は全国の養殖事業者にて採用され、養殖魚の安定的な供給に大きく貢献しております。また、新たに飲食店事業を開始し、直接消費者に養殖魚の魅力を伝えることで、養殖魚のさらなる価値向上を目指しております。
大学による支援内容
当社は、近畿大学水産研究所と一体となり経営を進めています。 水産養殖に関する研究および教育を水産研究所が行い、それを実践し成果を社会に発信しながら、収益と顧客からのフィードバックを次の研究につなげる役目をアーマリン近大が担っています。
受賞理由
近畿大学で生産する種苗や養殖魚の販売を通して、大学の研究成果と消費者をつなぐ役割を果たしており、私大ベンチャーのロールモデルとなり得る。「先進技術で世界と戦える日本の養殖業を」というグランドデザインも素晴らしく、今後のさらなる成長を期待する。

企業名
 スパイバー株式会社
代表者氏名
関山 和秀(取締役兼代表執行役)
支援大学
慶應義塾大学先端生命科学研究所 冨田勝
支援企業
小島プレス工業株式会社 取締役社長 小島洋一郎
事業内容
合成クモ糸繊維の分子デザインとその量産技術および生物ゲノムを用いた情報保存技術の開発
会社概要
2007年慶應義塾大学先端生命科学研究所にて開発を進めていた「合成クモ糸繊維の分子デザインとその量産技術」および生物ゲノムを用いた情報保存技術」の研究成果をシーズにスパイバー株式会社を神奈川県藤沢市にて設立、2008年より本店を山形県鶴岡市に移転。ベンチャーキャピタル等から約15億円の資金を調達し、産学官と連携しながら世界初の工業化を目指す。出願特許多数。
大学による支援内容
スパイバー株式会社の事業のベースとなっている人工合成クモ糸の製造プロセスに関する研究は慶応義塾大学先端生命科学研究所で行われたものであり、同研究所の所長を務める冨田勝教授から人工合成クモ糸の研究開発に関して貴重なアドバイスを多くいただくことができた。
企業による支援内容
小島プレス工業株式会社は、次世代輸送機器に関する共同研究を行っているパートナー企業であり、当初よりスパイバーの技術やビジョンを高く評価していただき、共同研究を開始させていただいた。共同研究においては、技術的な情報交換のみならず、能力の高い技術者を多く紹介していただく等、研究開発を大きく加速させていただくことができた。
受賞理由
世界で初めて超高タフネスを誇るクモ糸の人工合成に成功。応用範囲の広い素材技術であり、今後大きく飛躍するポテンシャルを持っている。「タンパク質を素材として使いこなす時代の開拓」というグランドデザインもすばらしく、今後のさらなる成長を期待する。
  • 来場者事前登録

事前登録にはイノベーション・ジャパン2017への来場登録が必要です。

  • イノベーション・ジャパン2017
  • JSTフェア2017

大学発ベンチャー表彰事務局

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