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概要

JST20周年記念誌JapanWay0203

資料編和やかに語り合う両先生質問する高校生赤﨑勇・山中伸弥両先生を囲んで。公開対談に出席した高校生たち参加者からのご意見の一部(自由記述・原文ママ)対談の中で心に響いた言葉やエピソードは?・山中先生が実験でまったく違う結果が出た時にすごく興奮したというエピソード。(10代)・型破りになるために型を学ぶというのは印象に残った。(10代)・「真実を隠すベールは、その一枚一枚が等しく重要」(山中先生)。私は文系で、職業も公務員ですが、公務の世界も科学と同じく、何をするにも時間がかかります。ですがこのお言葉で、その過程へ費やす時間も無駄ではないと感じることができました。(20代)・赤﨑先生が松下時代の会議の際に、生産技術の人たちとも会って安全も考えていたとすぐに言われた点です。(30代)・好奇心と失敗を恐れない、ものの見方がお二人とも共通していらっしゃいました。部下、息子に対する接し方として再確認しました。(40代)対談を聞いて、科学技術に関する新しい発見はありましたか?・大学の研究所で研究していくことだけが研究者ではないのだと知ることができた。(10代)・ノーベル賞を取るために研究したのではなく、ノーベル賞は結果としてついてきたというのは、なるほどと感じました。(10代)・研究するときに思考を整理することで、より良い結果が導けること。(20代)・科学は多くの要素があって、初めて成り立つものだと気付きました。(20代)・科学技術の進歩は、絶えざる好奇心と探究心の上に花開く。年齢性別に関わらずこの二つは求め続けなければならない。(60代)本対談全般について、ご意見があれば・ノーベル賞受賞の裏話が聞けたのは面白かったです。そしてその後のお話は、どのように行動すべきかの指針に役立つと思いました。(10代)・自分の研究をやっていく上でとても参考になりました。私は一年半以上同じ研究を続けているのに目立った結果が未だ出ていません。周りの人はどんどん研究を完成させていてうらやましかったです。今日の講演を聞いて、変にくさらずに、もう少し頑張ってみようと思います。(10代)・これから研究する身としては、意識の向上ができたと思う。先生方のお話を聞けたのは、まさに良い経験でした。(20代)・科学技術に限らず、生きるヒントになった。(40代)96